自分のためと人のため
このタイトルで科学者の武田邦彦先生のお話がYouTubeにアップされていた。いつもながら、見識ある先生の多彩なお話からは、多く学ばせていただいている。武田先生のお話の主旨とは違うが〝自分のためと人のため〟について、自分自身をふりかえって考えてみた。
私が仕事をするモチベーションは、はっきりいって自分のためでは維持するのは難しい。まったく魂がこもらないのである。どうも他力本願なのか?私としては自分のために仕事ができる方がかっこいいし理想だ。しかし私はそうなっていない。
例えば、自分の仕事はチーム全体のためになっているか、同僚の子育てママのサポートになっているか、後輩の育成のためにどうするか、など、私の仕事へのモチベーションは必ずそこに他者の存在がある。
また、お客様、利用者などの相談対応するときは、先方の悩みが深ければ深いほど、厳しい状況であるほど、何とかサポートできないかと私のモチベーションが上がり、結果的に仕事を楽しむことができる。もし、自分の経験のためだとか、技術向上のためなどという、自分由来のことが第一の目的になってしまうと、どうやら仕事のクオリティが下がってしまうのが私なのだ。
家庭においても同じことがいえる。食い道楽の夫は適当なものでは満足しないので、食事作りは私なりにしっかり取り組んでいるつもりだ。しかし、母や姉が遊びに来たときに二人のために作るとなるとモチベーションは低下。うるさいことを言わない相手には、質といい品数といいほどほどになってしまうのである。我ながらちょっと申し訳ない気持ちになる。
もっというと、自分のためだけに、ものごとをするのが苦手だ。
私は、期待に応える生き方をし過ぎてしまった結果なのだろうか。期待してくれないと動けない人間になってしまったようだ。
今日も、朝な夕なに散歩をせがむ飼い犬に追い立てられながら公園へ。それでも自然の中を歩くのはそれなりに楽しんでいるが、もっと主体的な生き方ができないものかと自分にあきれる。
自分らしくあるための行動を、躊躇なくできる人が正直羨ましい。
私はどうも〝誰かのために〟ということが私自身を支える力になっているようだ。素直に自分のためだけに行動できれば、もっと軽やかに生きられるんじゃないかと思う反面、誰かのために頑張れる、その誰かがいるってことが幸せなのかも知れない…そんなことを思う今日この頃である。
皆さんはいかがだろうか。
武田邦彦先生のYouTube
〝自分のためと人のため〟
https://youtu.be/my06j6YJEh0
Yui Mitukiさん
サムネイルに素敵な写真を使わせていただきまして、どうもありがとうございました♡😊
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