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息子が全然寝ないので2人で夜更かししたら、まるで彼氏みたいだった話

もう夏ですか?

年々、暑さが増しているように感じるのは私だけなのでしょうか。

今週末から、梅雨入りのようなので暑さは和らぐのかもしれませんが、気温差が激しく体調も崩しやすい気候かと思いますので、ゆったりと過ごす時間をもちたいものですね。

みなさんも、お身体ご自愛ください。




今日は息子の寝かしつけの話を。

2歳9ヶ月を過ぎた息子。
いつになったら、一人で夜通し寝てくれる日がくるのだろうと、かれこれ3年あまり、6時間以上通して寝れていない日々を過ごしています。

昨晩は9時過ぎに寝かしつけに入ったのですが、これが、まぁ大変でした。

20〜30分ほどでしょうか。息子の横で寝ていたら、スースーと寝息が聞こえたので、いつものように寝たかと思って寝室から出ようとすると、

「ママ…」と。

寝てないのかい(がっくり)

再度、息子の横でいっしょに寝て、今度こそ寝ている雰囲気。
こっそりと寝室から出ようとすると、

「ママ…」と。

おいおい(涙)

そのあとは、なぜか覚醒したようで、暗い部屋の中で足を上げたり、手をゆらゆら動かしたりして静かに遊んでいる?運動が始まった?

私の頭の中をさらしましょう。

考え事をいろいろと。
赤ちゃんへ贈る詩を頭の中で作ったり…
明日の晩ご飯のことを考えたり…
noteの文章の構想を練ったり…

かれこれ、1時間ほど経ったでしょうか。
依然として、息子はゴロゴロと寝る様子はなく…

私の心の中をさらしましょう。

いつになったら寝るねん。
寝ろ寝ろ寝ろ寝ろ寝ろ…
一人で寝たい。一人で寝たい。
何も考えず一人で寝たい。
なんで私はこんな苦行ばっかりなん。
もう嫌や。やってられへん。

感情は暴走し、大爆発を起こしていました。
実際、涙がポロリとこぼれました。

「寝れない」って、人格を崩壊させる力を持っていると思います。

睡眠大事!



もういいか。
一旦、仕切り直そう。

「まだ起きてるの?
 ママ、トイレ行ってくるわ」

そう言うと、よろよろとあとから息子がついてきました。

リビングの時計を見ると、10時50分を指していました。(オーマイガー)


寝かせようとするのは諦めることにして、読書でもしようと開き直りました。ソファで読書をしていると、静かに横に座り、息子も読書を始めました。

「シロイルカの絵本」を黙々と見ています。

「そろそろ寝る?」

「まだママとここにいたい」

そうですか…。

では、また私は読書の続きを。息子は私に寄りかかり、私の本をのぞきこんできます。ひらがなの「ん」を見つけて、

「ん」

と言いながら。

すると不意に、耳元でささやくように、

「大好き」

と言いました。

「…ありがとう」

この時間はいったい何なのでしょうか。
まだ寝たくない甘えんぼうな彼氏と、ちょっと淡白な彼女とのやりとりを彷彿とさせるような…

「そろそろ寝ようか」

「まだここにいる」

「ママはもう寝るよ?」

渋々とあとからついてきた息子は、まだ寝たくなさそうでご機嫌斜めでしたが、布団に入ったら、ものの数秒で寝ていました。私もそのまま寝ました。




やりたいことは何もできないまま。
大切な一人時間も崩れ去ってしまったけれど。

まあ、こんな時間も悪くないかと思いながら、ぐっすり眠れた夜でした。

寝かしつけの苦悩は、この先も続くのかもしれませんが、こんなひとときを与えてくれるのも今だけかもしれません。苦しいような愛おしいような。

どちらにせよ、幸せ、なのかな?

小さな彼氏は、今もまだ寝ていて(現在6時過ぎ)
今日もまた夜更かしコースかもしれません(恐怖)

さ、起こしにいこ。

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