![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/2887565/rectangle_large_829a0616a79dae70f23af55154531578.jpg?width=800)
自由って?~つづき~
自由。
このことについて考えるときに、ある小説を思い出して、引っ張り出した。
どちらにしても、自分の責任だと考えることが、一番楽なのだ。全部、自分の責任なら、閉じていれば良い。完結できる。人の責任だと思うから、処理が難しくなる。
森博嗣 「スカイ・クロラ」
ふむ。
自由というのは、「覚悟」や「責任」が結びつくものかもしれない。
大人になれば、自由が増える。
移動範囲
使える言語(思考)
使えるお金
時間
食べ物、服装、、
きっと、もっとさまざまな側面で。
子どものころは、決められた範囲内の中で、自由を手に入れていた。そこには、責任も覚悟もない。今が楽しい、それだけ。刹那的。
大人になると、できない環境を伴うことはあるにしろ、自由度は増す。
しかし、「自由」は、思い通りになるということでは、決してない。
思い通りにならないことの方がきっと多い。人が決めたことの方が安全で、不慮のことは起きにくいからだ。
それでも、たった一度しかない自分の人生。
思い通りにならないことも覚悟した上で、責任を持って自分の意志で決断する。
すべての人間が自由であり、自由を与えられるべきものだ。
悲しいかな、今はまだそういった世の中になりきれていない気がするし、自由のための教育の必要性も感じる。
サポートとそのお気持ちは、創作や家族の居場所づくりのために還元できたらと思ってます。