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結婚とは。

昨年12月末に入籍した。

周りの人に、

「新生活どう?」

「料理毎日作ってるん?」

と言われるたびに、当たり障りのない返事をして、結婚したという実感が伴わないまま、日々が流れていく。

自分以外の誰かと共同生活をするということを、ひとは「我慢」とか「忍耐」とか呼びたがるかもしれないけど、(実際に、「忍耐」だよね、なんて言われたこともある)
わたしは、それを聞いて、疑問を抱くし、そんな価値観を押し付けないでほしいと強く思う。

わたしは、結婚する選択も、しない選択もどちらも、その人の生き方だと思うので、どちらかが「善」とか、さらさら思わないけど、結婚という体験を通して、今まで知ることのなかった、さまざまな経験をさせてもらっていると感じる。
同様に独身であれば、独身でしか味わえない経験もあるはずだろう。

また、わたしとは違う環境で育って、違う文化や価値観を持った相手といっしょに暮らすことは、今まで見たことのなかった景色をともに見たり、味わうことにもなるかもしれない。

その際には、ぶつかり合うことも多々あるとは思うけれど。

思うことは、ありがたいなということ。

こんな経験をさせてくれて。いっしょに、さまざまな風景を味わわせてもらえて。

言い合いも相手がいてできることだし、本音で対等に言い合えるようなそんな相手がそばにいてくれることは、感謝でしかない。

結婚って何だろう、と言われると、やっぱりまだよくわからないというのが素直なところ。

ただ、一つ言えるのは、二人で見たい景色が今歩んでいるその先にある気がしている。

サポートとそのお気持ちは、創作や家族の居場所づくりのために還元できたらと思ってます。