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【日記】バルブ・ノンフィクション

昨日までベッドから起き上がるのも辛かったのに、今日突然動けるようになった。

恐らく考えられる理由はふたつ。
ひとつ目がごく最近、抗うつ剤を別のものに変えたから。
ふたつ目はずっと気になっていた問題が解決したから。

人間の体とこころが思いのほか素直にできていることに驚く。

今日は午前中は本屋に出かけ、洗濯をして、夕飯の買い物をして、カレーを作った。
午前中に行動できるってなんて素晴らしい。

ここ半月では考えられない行動力だ。
ずっとお弁当だったもんな。

数日前、夫に、家事できなくて、仕事も行けなくて何もできなくて申し訳ないと言ったら、俺も簡単な家事しかできなくて申し訳ないと返答された。
わたしの代わりに全部家事してくれたのに。

こんな嫁で申し訳ない。

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病気について

主治医が言うには
今回投与した抗うつ剤は気分を持ち上げる効能が強く現れるので、躁転(躁状態に変わること)をしないか2週間ごとに様子を見るのが絶対だとのこと。

躁鬱病について調べるとき、セロトニンやドーパミンという脳内物質がキーワードとして必ずと行っていいほど登場する。

躁鬱病は神経伝達物質の乱れからくるものだから。

この手の文章を読むと、
脳みその中にパイプとバルブがあって伝達物質を出したり引っ込めたりするバルブがぶっ壊れているイメージが湧く。

わたしのバルブ、赤と緑の土管工が直してくれないかな。
治してくれたら花火あげちゃう。

❇︎❇︎

わたしの家の前には寝っ転がれる芝のある公園があって、今大の字で寝ています。

風があって気持ちいい。

上がったり下がったりのわたしの病気はいつか治るのでしょうか。

つらつらネットを閲覧していたら、躁鬱病研究者の権威加藤氏のツイッターで、躁鬱病のマウスから新しい治療法を開発しているとありました。

何事も100%不可能なことはありません。

他人の顔色や、自分の顔色まで伺う生きかたはときどきしんどいです。

いつか完治する日が訪れますように。

#日記
#エッセイ
#躁鬱病

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