2024.5.5(日) BOOKBOOK じぶんにとってどうかを立ち振る舞いの基準にする 紙袋に本 出会うとき 出会えないとき タイミングがある

まちまちの待ちに待ったBOOKBOOK!
「誰かと楽しさを分かち合いたくて」と、友人が誘ってくれた。その“誰か”にわたしを思い浮かべて、こうやって誘って貰えたのがほんとうにほんとうにうれしい。
もし仮に相手にとっては 簡単なこと 自然なこと であったとしても そうでなかったとしても、どちらにせよ わたしにとってそれが 出来ないこと 難しいこと であったとき より一層 うれしいなあ と感じる。
そういえばつい先日も、姉と似た価値観の話をしたなと思い出す。物事の捉え方の基準「誰かにとってどうか/どうみえるか」よりも「自分にとってどうか/どうみえるか」を大切にしている という話。
人見知りで 誰かを誘うことに対して凄く考えてしまうわたしにとって、こうやってイベントに誘うということは 難しく してもらってうれしいことなのだ。ありがとう。

待ち合わせから嬉しい気持ちにさせてくれるかわいい彼女。なんだか、前会った時よりも調子が良さそうな気がする。よかったなあ、といっても相手は連休明けの休みの日なので、ゆっくりめにいきたい。

先ずはメイン会場の金城市場へ。
イベントの盛り上がりに圧倒される。金城市場、初めて来たけれど すごくいい。装飾のあれこれがレトロな感じで、人々の賑わいに自然と気持ちが上向きに。
軽く見てまわり、最初に腹ごしらえ。彼女は狙っていたというイイダノキッシュ。わたしも同じく狙っていたごほうびおむすびを。塩むすび 昆布とクリームチーズ 沖縄の豚みそ。とにもかくにもアチアチでおいしい!!例えるなら電子レンジであたためすぎたホクホク肉まんを取り出す時のよう……。同じ手で持っていられないくらいのこの熱さ、握るお姉さんの手は一体どうなってるんだ……と思う。職人。
温度は敵わないけれど、やっぱりお米はうちのバイト先のおにぎり屋さんの方がおいしいもんね。張り合ってどうする。

おなかが満たされたので市場をぐるりとまわる。わたしは何かを買う時「お願いします」と言うことが多いのだけれど、彼女は「これください」と本を差し出していた。これくださいって、可愛いなおい……。
そして「マイバックちゃんと持ってきたんですよ」という彼女がカバンから出したのは底の大きいしっかりめの紙袋!どんだけ買う気なの…と驚き。たぶん、全会場合わせて5、6冊ほど買っていた気がする。
わたしは金城市場で古本1冊を購入。小鳥書房の店主の方の日記 浮きて流るる 確か 鬱の本 で初めて知って、興味を持った本だった。少し前の本なので、どこの本屋にももうなく、ずっとさがしていたので出会えて嬉しい。まだまだ出会いたい本がたくさんある、それらといつ会えるのか もう会えないのか 時がきたらわかるのかな、たのしみ。

金城市場を出て、近くのずっと行ってみたかったコロッケ屋 みね へ。この付近、気持ちよく歩いて行ける範囲にいいお店があって、いい土地だ。
バターのコロッケと肉のコロッケを。おいしい!種類も沢山あって、こだわりがあっていいなあ。いいお値段。

そのあとは メゾンこよみ へ。ON READING と TOUTEN BOOKSTOREの2店が並ぶ。馴染みのある本屋さんがあると、すこし安心。そこで彼女とわたし 共通の友人に会う。実はもしかしたら居るかも、と思ってはいたのだけれど、まさかばったり会うとは……。なんだか最近、こういうイベントとか 休日とかに この人にばったり会ったり さっきまでいた! みたいなことが多い気がする…。その後もまあ同じ場所を回っているのでちょこちょこ見かけたのだが、彼は彼の時間を過ごしているようなので、あまり声はかけないでおく。3人でお茶しても楽しそうだったな…。
トウテンで生活フォーエバーを購入。色々な場所で多々見かけてはいたけれど、買わずにいた詩とエッセイの本。今日の今日までどうして手に取らなかったんだ……?と思うくらい、惹かれる。これもまたタイミング、出会っていなかったのだな きっと今日まで。いま ここで 会えてうれしいよ よろしくね。帰ってから読むのが楽しみ。

そのあとはこれまた近くの場所で気になっていた hobo bakery へ。今日は特別営業で、焼き菓子だけなのだそう。2人でドーナツを買ってかぶりつく。
また彼に会って、そうしたら今度は手持ちのカメラで写真を撮ってくれた!うれしいうれしい。

最後にまなみ古書店を回って、終わり。読み聞かせをやっていてとても良い雰囲気。店内は人でいっぱい。ここの喫茶も今度行ってみたいな。

歩き疲れたのもあり、栄のブルーボトルコーヒーでお茶することに。思っていた以上に早い再来店。
列に並びながら、店内にまた!別の共通の知り合い!前職の従業員数の母数が多いとはいえ、知り合いに会いすぎじゃないだろうか。

店内に入るまでおよそ1時間、こんなにあっという間な1時間 あんまりない。待ちの並び時間を、有意義に過ごせる友人 ほんとうに有難いこと。ふたりして「これはわたしの偏見なんだけれども……!」という話で盛り上がる。彼女の感覚にすごく納得 共感が出来るし、わたしが思うことにも理解を示してくれる。そしてそれは、あくまで個人的な考え つまり一種の偏見になりかねない けれどもそう思ってしまう そんな内容の話をちゃんと、こわがらず 相手に変に何かおもうことなく、お互いが話し合える  そんな私たちの関係に乾杯。稀有な存在です。

今日は真夏日で外も沢山歩いたので、ノラフロートとスコーン。フロートドリンクって、なんとなく炭酸とか 珈琲みたいなイメージがあり、昔はどちらも飲めなかったので頼むことはなかった。いまはカフェラテに乗せたりジュースに乗せたり、あの 氷に面している少し凍ったシャリっと感のあるアイスをこそげ落として食べるのが堪らなく楽しい。と、思ったけれど……これ、家でもすぐ出来るよね? 今年の夏もおうち時間が充実しそうだ。今日ちょっと外に出ただけだけれど、もう、夏は家にひきこもりたい。あついしさむい。スコーンは初注文。ここのワッフルを初めて食べた時の感動には達せず。普通に美味しいスコーン。この差はなんだ……?また今度、他の焼き菓子も色々と食べてみようと思う。
そういえばここのブルーボトルではお名前を呼んでもらえるということで姉の名前で呼んでもらった。自称、シスコン。

くたくた帰宅。なんだか毎日くたくた帰宅しているな。だからか!最近ちゃんと眠れるのは!良いことじゃあないか……。
帰って色々片付けて、昨日買ってきたmartの焼き菓子をお供に 植本一子 の かなわない 続きを読む。くるしい。でも、読み進めたい。

彼 帰宅。
お土産に買ってきたコロッケをあげて、ひとくちもらう。なんならこのひとくちをもらうためにお土産として買ってきている迄ある。


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