自分の底に眠る、自分のいいところ

自分のいいところ、強み、好きなところ。自分のことを、よくある褒め言葉で表現しなくてもいいのである。自分だけが見つけた自分の良さでも、弱みに思われがちだけど好きなところでも、何でもいいのである。自由。

わたしが思う、自分の底に眠る、自分のいいところ。

弱さと強さ、理論と感覚、夢と現実などのバランス感がほどよいところ。

人の考えに対して否定感情があまりわかないところ。恨まない。

自分がOKならOK、なあっさりさ。

言語化できるところ。

大事なことをいつも分かっていること。

そんなところだろうか。

まずは、弱さと強さ、理論と感覚、夢と現実などのバランス感がほどよいところ。

一般があるのかは分からないけど、一般的にはもっと、人はどちらかに偏るんじゃないかと思う。もう少し、どちら派かを言えるんじゃないかと思う。

わたしは両方なんだよなぁ、と思うことが多い。5:5とか4:6とかじゃなくて、8:8なんだよなぁ、みたいな。合計して10になるんじゃなくて、合計すると10をはみ出す。大きな振れ幅を持ちつつ、どちらにも歩いて顔を出せるから楽しいよ。

つぎに、人の考えに対して否定感情があまりわかないところ。恨まないところ。

これは単純に人に恵まれてるからかもしれないし、関わる人が少ないからかもしれないけど。人への恨みや強い否定感情を持つことがほとんどない。人への関心が薄いとも言えるのか。人間関係のややこしさにまきこまれずに、さらーっと生きられるので、楽だ。

つぎに、自分がOKならOK、なあっさりさ。承認欲求が薄いと思う。薄くなったと思う。自分がいいじゃんと思ったものを、そのまま選べる。人の顔色をうかがわない。いいから、いい。高校生の頃は人目をすごく気にしていて、修学旅行のお土産ですら自分のセンスで選べなかったけどね。いまは、自分で決められる自信がある。

次に、言語化できるところ。わたしは感じたことや受け取ったこと、気付いたことをそのまま言葉にできる性質を持っている。文章が上手いとかではなく、ただ頭にある無数のものを、とにかく言葉に翻訳するのが得意だ。たぶん。これは小3から日記を書いている賜物だろうね。いつも言葉を待ってくれて、何も言わずに受け取ってくれて、ありがとう、ノートたち。

最後が、大事なことをいつも分かっていること。わたしは大事なことを見誤ることがない。その時その時で何が一番大事か分かるから、いつも納得した選択ができるよ。選択に後悔したことも一度もない。大事なことをいつも分かっていてくれるから、その点で自分のことを信頼しているよ。スキルとして特筆できるものはないけれど、大事なものを選びとる自信はあるから、自分のことは信じていられる。

おさらい。

弱さと強さ、理論と感覚、夢と現実などのバランス感がほどよいところ。

人の考えに対して否定感情があまりわかないところ。恨まない。

自分がOKならOK、なあっさりさ。

言語化できるところ。

大事なことをいつも分かっていること。

何か大きなことを成し遂げる、みたいな自信は特にないけれど、自分が最後までちゃんと自分であることには、自信がある。何歳になっても、どこにいても、なにをしてても、自分は自分のままでいようね。自分の心の声がよく聞こえる暮らしをしていよう。その声は矛盾にみちていることもあるけれど、長い目で見たら自分として一貫性を持っているはずだよ。今日も自分でいられてよかったね。今日も自分でいられたなら、今日はいい日だったね。

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