仕事やお金稼ぎが合わない理由

わたしは仕事やお金稼ぎが合わない。上手くないというか、合わない。

最近思う「お金稼ぎが合わない」理由は、人間のことを考えるのが好きじゃないからだと思う。いや、ちがうかなぁ。少しは正しいと思うんだよなぁ。

人のために何かをしたいとか、

こんな世界になったらいいなとか、

こんなことをやる自分を誰かにみてほしいとか、

そういうのが全くない。

とにかく自己満でいい。自分でやって、自分で満足できる。そしてそのクオリティは別に高くない。過程を楽しんでいるだけだから。

たとえば料理は好きだ。でも人に料理を提供したいという気持ちは一切ない。身内が食べてくれるのは良いことだけど、身内以上の人に作りたいとか、喜んでもらいたいとか、思うことはない。

料理をしている感覚を味わいたいだけ。成果物はわりとどうでもいいし、人からの褒められやコミュニケーションも別にいらない。過程を自分で味わいたいだけ。

たとえばピアノは好きだ。でも人に聞かせたいわけでもないし、そもそも一曲を完成させる気もない。好きなメロディー部分を繰り返し弾いて、その最中に存在する感覚を味わいたいだけ。

だいたい弾けるとこだけを耳コピで弾く。無理ならピアノ動画や楽譜をカンニングする。

音が鳴っている響きを自分で味わえば満足。誰かに聞かせようとか、一曲を完成させようとか、無い。

たとえば占いは好きだ。ただ、人を占いたい気持ちはない。この人どんなホロスコープなんだろう?と気になることはあるけれど、知りたいけれど、知ったことを相手に伝えることには興味がない。アドバイスや解釈を伝えることには興味がない。

基本的に書くことも話すことも差し出すことも面倒くさい、究極の面倒くさがりなのかもしれない。アウトプットにあまり興味がないのか。

自然の中の一部っぽいものとして人間をとらえるときは多少興味があるけど、

対わたし要素が強いコミュニケーション、対お客さん要素が強いコミュニケーション、つまり人間と人間としての関わりは欲していないのだと思う。

仕事やお金稼ぎって、必ず「人間」が介在する。ほとんどの仕事は人と何かをやって、人に提供する。お金稼ぎは、人がものやサービスにお金を払うから成立する。

仕事やお金稼ぎは人が大事なのだ。きっと合わない。だからといって仕事やお金稼ぎを一切しないと自己満資金が足りなくてフラストレーションを起こすので、なるべく人に接触しない仕事を選んでやってくまでである。

承認欲求が低くて、かつお人好しでもなく、職人気質でもないと、こんな感じになるのかな。外に意識が向かない。内を深く掘るわけでもない。ただ受けとる、感じることが好きなだけ。

アドラーが「すべての悩みは人間関係からくるものである」的なことを言ってたけど、悩みというか、そこにあまり興味が無い。その場合はどう説明されるんだろう。人間を回避するのをやめよう、飛び込もう、とか説明されるんだろうか?

ここまで書いたけど、人間個別には興味なくとも、人間総体には興味を持ってる気がする。人間の分類とか流行とか。人間総体を遠くから眺める仕事をしていようね。

あと、自己満しきっている似たような人と話すのは好き。現状、まわりにいる少数の人は合うひとばかりだし、新たに声をかけてくれる人も合うひとだけなので、現状に満足してる感じ。キープで頼む。

サポートはお菓子代になる予定です