王道の生き方・働き方をしなくていいや

王道のルートを歩かなくていいやと思っているけど、調子の悪い時に「輝かしい王道」を目撃すると、まれに消化不良を起こす。

たとえば大企業につとめながら、いい感じの年齢で子供を2人産んでいる知り合いの様子を見かけたり。やたらと金のかかってそうな結婚式の写真を見たり。土日にガッツリ国家資格の勉強をしてる人を目撃したり。

「うわぁ〜、正しい感じがする〜、うわぁ〜」という気持ちになり、調子が悪いと消化不良を起こす。

たぶん自分と違いすぎるとこや、幼い頃の自分だったら正しい方を良しとしそうなとこに反応してるんだと思う。

でもね、王道というか正しそうな方というか、そういう方に行こうとはもう思わない。自分に合ってて、自分でもできる方法で、無理なくいこうって自然と思える。

この本は、王道ではない働き方をする人にとって参考になる。複数の天職を追求しながら、いろんな仕事・働き方を組み合わせた生き方について解説されている。

関連のない複数の仕事を掛け持ちしながら生きるパターンや、安定した仕事を持つからこそ無給でも情熱を注げる活動に力を入れられるパターン、数ヶ月〜数年単位でいろんな仕事を深めて渡り歩くパターンなど具体的な例を出しながら解説されている。

「マルチポテンシャライト」というネーミングがあまり好きではなくて、本を読まずにいたけど、読んでみたら自分用の本だった。

「こっちに道、あるぞー!」って言う人でいたい。自分にできることを、自分でもできる形でやっていこう。他人のせいにしない。自分で選んで自分でやる。すごく細くて変な道でも、自分にとって歩きやすければそれでいいや。

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