見出し画像

千葉ジェッツふなばし代表取締役会長 退任によせて

本日6月30日をもちまして、株式会社千葉ジェッツふなばし 代表取締役会長を退任します。

ジェッツに関わり始めて、約8年半。選手・スタッフ・ファン・ブースター・スポンサー・パートナー・地域の方々、すべてのみなさまに心から感謝申し上げます。


昨年8月、代表取締役社長から会長へと立場を変え、私が全面に出る経営スタイルから、"脱・島田"的なスタイルへと移行していました。米盛勇哉社長をサポートしながら、今後のジェッツがさらに発展していけるような道筋を作れたと思っています。
米盛は結果的に1年弱での退任となりましたが、難しい状況での経営を引き受けてくれたこと、非常に感謝しています。

「もうしばらくサポートを続けるか、それともジェッツを完全に離れるべきか」そんなことを考えている時期に、Bリーグチェアマン就任のお話をいただきました。就任経緯についてはnoteに書きました通りです。チェアマン就任となれば、ジェッツとの関わりは当然なくさねばいけません。

2015年のBリーグ立ち上げ時、川淵三郎さんに「チェアマンをやってくれ」と言われたときは「いまジェッツを放り出すわけにはいきません」と固辞したのですが、それから約5年が経ちました。状況はまったく変わりました。

業績はある程度軌道に乗り、チーム成績も好調、熱いファン・ブースターのみなさまに支えられ、観客来場数は常にトップ。パートナーや地域のみなさまとの関係性も構築されてきています。そしてミクシィグループとの資本提携、新アリーナの建設計画も道筋ができ、いまこのタイミングで私が離れたとしても、ジェッツはさらに大きく羽ばたいてくれると確信しています

もちろん、コロナ禍でBクラブは厳しい状況にあり、ジェッツも例外ではありません。元々離れることを考えていたとはいえ、この状況の中でジェッツを離れるのは断腸の思いです。それでも、田村征也新社長のもと全スタッフ・選手が一丸となってこの危機を乗り越えてくれるはずです。

画像1

今後はチェアマンという立場から、Bクラブの中の1つとして、他クラブと同じように応援していきます。トップクラスの経営規模、成績を誇るクラブとして、リーグ全体を引っ張っていって欲しい。そういう意味では多少厳しく接することもあるかもしれませんが、期待ゆえと思っていただければ。

最後に、ジェッツを応援してくれているすべての方々へ改めてご挨拶申し上げます。経営体制は変わりますが、千葉ジェッツふなばしを取り巻く全ての人たちと共にハッピーになるという理念は変わりません。みなさまも変わらずジェッツを愛し、応援してください。そしてBリーグ全体を盛り上げてくださると、チェアマンとしては非常に助かります(笑)今後、試合会場などでお会いした際は、今までと変わらず話しかけてくださいね。

8年半、本当にありがとうございました。これからも千葉ジェッツふなばしをよろしくお願いします。明日からチェアマン業を頑張ります!

この記事が参加している募集

Bリーグ

お読みいただきありがとうございます。記事を良いと感じていただけたら、ツイッターなどで記事を紹介していただけると嬉しいです!