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緊急招集

今日は、15分ほど時間をいただいてB1-3までの実行委員・チーム編成担当者・マネージャー・選手を緊急招集してお話をさせていただきました。リリースや前回のnoteで補完している内容以外で主なポイントを開示したいと思います。

何らかの岐路に立った時、Bリーグの規約に抵触するか、処分があるかどうかの問題ではなくオフコートの問題に対して世の中がどうみるか、この視点が大切です。では、世の中とは?

ファン、パートナー、自治体など各地域でクラブを応援し、リーグをお支えいただいているリーグパートナーを含め、全てのステークホルダーを指します。この方々がどう思うか、どう感じるか、応援するに値するのかどうか、全てはここにかかっています。プロバスケ選手として応援されることで成り立つ職業に就いている以上、宿命であると思います。

応援している人、応援しようとしている人の期待を裏切ることは、本人、クラブ、リーグの大きな損失となります。損失とは、応援する意欲の薄れが支援体制の弱体化を招き、直接・間接問わず私たちのビジネスにも影響を与える可能性が生じることを意味します。結末として、選手たちの年俸のみならず、子供たちの夢にも影響を与えるのです。

Bリーグはこの6年間、多くの方々のご支援、関係者の努力のおかげで社会的評価が上がりました。もちろん、選手たちのプレーや地域での活動も大きな要因です。また、クラブのフロントスタッフの血の滲むように営業活動、リーグスタッフの尽力の結果、多くのご支援をいただき選手たちは経済的にも報われる世界になりつつあるのです。

しかし、私たちは、まだまだ現在価値への評価以上にバスケ界・Bリーグの将来性にポテンシャルを感じていただき先行投資として応援していただいている要素は大きいと認識しています。誤解を恐れずに申し上げれば、支援しながら成長をサポートしていただいていると言っても過言ではありません。本当にありがたいパートナー企業のご支援のおかげで成り立っているのです。

だからこそ、その瞬間に自分の行動が正しいのかどうかしっかり見極めなくてはなりません。起こってからの代償はあまりにも大きすぎるのです。

注目されることは良いことですが、注目されるということはリスクが高まること。オフコートの振る舞いには今一度、留意してもらいたいし、常に見られていること意識してほしい。また、多くの皆様の支援で私たちが在ることもあらためて胸に刻んでほしいです。

バスケ界は、ほんの数年前までは、注目度も低く、報酬も安く、職業として成立することさえ困難な時代でした。今、ようやくこの難局を抜け出し、夢のある世界になりつつあります。しかし、私たちはまだ何も成し遂げておりませんし、まだ何者でもないのです。心して、これからも良きバスケ界を創っていけるかどうかは、Bリーグ関係者一人一人の行動にかかっています。

全てではないですが、概ねこのようなこと伝えました。今後もクラブの実行委員、スタッフとも協力しながら現場で常に危機感をもってオフコートで生活していくことの重要性を浸透していけるようにしていきたいと思います。また、難しい問題ですが、選手たちを信じていきたいと思います



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