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ピーターの法則

組織で成果を発揮すると一般的に昇進します。しかし、昇進したステージでその人の能力が再び発揮される保証はありません。何とかアジャストして再び成果を出す人もいますが、成果を出せずにこのポジションが頭打ちにとなる人もたくさんいます。結果、そのセクションの部下から影で無能呼ばわりされたりすることになるケースもあります。

成果を出し続けて登りきる人もいますが、殆ど上限を迎えることでそこに留まることになります。これが、その部門または企業が停滞を迎える要因になります。このメカニズムによって組織は無能を生み出し続ける、これをピーターの法則と言われています。

どこの企業でもあることですが、なぜ、イマイチな長が生まれるのかを解説しています。ということで企業、組織は万能ではないのでいちいち目くじらを立てて愚痴をこぼし、酒飲んでも仕方ない、と言えるかもしれません笑

では、どうやって改善するのか。マネジメントの教育は絶対必要ですね。また、与えられたレイヤーで成果を出せない場合に降格させるのもありです。最後に成果を上げるとマネジメントを求められるのですが、必要なスキルはレイヤーによって異なります。スペシャリストとして生きていけるなど人事的な仕組みを用意してマネジメントが不得意でも他のスキルで貢献することを可能にするなどもありだと思います。

ということで組織が活性化する、し続けるというのは至難の業なんです。その上で、明日も頑張りましょう!

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