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Bリーグチェアマンクラブ訪問その31 信州ブレイブウォリアーズ

信州ブレイブウォリアーズに訪問してきました!

実は、島田塾が生まれたきっかけはブレイブウォリアーズでした。数年前、片貝社長とお酒を飲みながらクラブ経営の話をしていたときのことです。

島田塾誕生秘話

当時千葉ジェッツの社長だった私は、話がエキサイトしていく中で「クラブ経営はそんなことではダメですよ!」と声を荒げてしまったんです。
帰り道、言いすぎてしまったと反省し、「なんやかんや言うだけなら誰でもできる。いろいろ言った以上責任がある」と思い、メールで謝罪し、私でよろしければクラブ経営に関して持っているものを全て伝授しますとお伝えしました。

クラブ社長は都内にいらっしゃる機会が多いですから、その際に千葉の事務所に寄っていただき、1日みっちりやりましょうと。すると片貝社長が他のクラブの社長にもお声がけされて、10クラブくらいから集まっていただいたんですね。それが第一回島田塾でした。

そういった活動を評価していただいたこともあり、クラブ社長でありながらバイスチェアマンに就任するということになりました。

バイスチェアマン就任によってクラブ支援に力を入れられるようになり、出張島田塾を開催することになりました。その最初の地もまた、信州だったのです。縁を感じざるを得ません。

そのころはまだ社員も少なく、クラブも脆弱でした。選手向けの勉強会ではB1ライセンスがないことに対してネガティブな状況。それがたった3年でここまで成長しました。

2018-19シーズンはB2制覇、2019-20シーズンは途中中断となり、2年連続で中地区一位となりました。満を持してB1に殴り込んできたブレイブウォリアーズ。応援してくれる人たちも増え、B1で立派に渡り合っているのです。素晴らしいですよね。

クラブスタッフに島田塾開催

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さて、今回の信州訪問です。まずホワイトリングの会議室をお借りし、島田塾開催。内容はBリーグの将来構想の概要と、仕事に対してのマインドセットが中心。クラブの源泉は集客であり、その為に磨くのは商品であるということをお話しました。できない理由を探すのではなく、やる。そのためにはどうしたらいいか?という考え方が大事であると。

実は私の古巣である千葉ジェッツとブレイブウォリアーズはbjリーグ参入同期です。(岩手ビッグブルズ、横浜ビー・コルセアーズとともに、2011-12シーズンの参入)その縁もあり本当に頑張って欲しいと思います。

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信州といえばやはりそば。ランチにいただきました。

長野市役所へ表敬訪問

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長野市・千曲市のダブルホームタウンでB1ライセンスを充足したブレイブウォリアーズ。ですが、また新たなB1基準を満たしていかなければいけないということで「地方排他じゃないか?」という地域のお声もありました。

むしろ、リーグが拡大成長していくことで、地方も大事にしながら成長していけるというご説明をいたしました。地方切り捨てでなく、地方を盛り上げるため、経済的価値を上げるための構造改革です。

市長も納得され、しっかり理解していただきました。またビッグハットとホワイトリングというオリンピックレガシーが二つある事の希有性等、長野の強みを論議。メディア取材も来ていただいたので、広く周知していただけることを期待しています!


その後スポンサーの方々に講演。千曲市長も参加していただきました。しっかり1時間お話し、プラス30分のディスカッションを行いました。

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そして試合観戦。

ブースターのみなさんに向けて感謝と、信州ブースターの素晴らしさ、そしてより多くのお客様を巻き込めるよう呼びかけさせていただきました。

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お土産もいただきました。

片貝社長の要請にお応えし、1日しっかり活動できました。ブレイブウォリアーズは魅力的なチームを作ってきています。B1クラブの中では予算規模が小さい中で、その中で堂々と戦っている。長野の方々、ぜひ応援いただいて、地域の大切な公共財として育てていただけると嬉しいです。


あ、小野龍猛は元気そうでした。私を見つけると声をかけてきてくれました。かわいいやつです。

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