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"観るための施設"琉球ゴールデンキングスの新本拠地、沖縄アリーナ完成。Bリーグのネクストステージが始まります

琉球ゴールデンキングスの新本拠地、沖縄アリーナの落成式に出席してきました!

最高の"観るための施設"沖縄アリーナ

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1万人収容、510インチ(タクシー4台分×2.5台分)の特大センタービジョン、250メートル以上のリボンビジョン、カメラ60台以上によるリプレイシステム、トイレや売店の混雑状況がスマホでわかるホスピタリティ、すり鉢状で見やすい客席……全てにおいて日本有数のアリーナがついに沖縄に完成しました。

キングスの試合はもちろん、さまざまなイベントが招聘されます。沖縄においても日本バスケ界においても本当に大きなこと。キングスがますます沖縄を盛り上げてくれるという期待感が、来賓のみなさまのスピーチからも感じられました。

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桑江沖縄市長、JBA三屋会長、沖縄県バスケットボール協会 専務理事でもあるJBA日越理事と。

現在日本のいたるところで新たなアリーナが建築中です。沖縄アリーナの完成を皮切りに、全国にアリーナができていく。
アリーナを通して"バスケで日本を元気に"と先導している立場としては、なお嬉しく頼もしく思っております。4月10日のオープニングマッチにはまた私も伺う予定ですので、本当に楽しみです。

既存のアリーナにもリスペクトを

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さっそく4Dリプレイが披露されました。一瞬で処理が完了して流れます。

新アリーナの完成を喜ぶとともに、これまで地域の公共財であるアリーナ・体育館を貸し出していただいた自治体のみなさまに改めて感謝したいです。

Bリーグは地域とともに、そして、試合会場であるアリーナ・体育館とともに成長してきました。既存の施設は、スポーツ興行に最適化されて建設されたわけではありません。ですが、クラブと行政の方々の努力によって、お客様に最大限快適に過ごしていただき、楽しんでいただけるような改善が繰り返されてきたのです。

新基準のアリーナを中心としたフェーズにシフトしようとしているBリーグですが、一気に全ての試合を新基準のアリーナで実現できるわけではありません。今あるアリーナ・体育館を使用する機会もまだまだたくさんあります。

そして何より、これまでのアリーナ・体育館があったからこそ、もっと良い観戦体験を提供するための新基準ができ、建設計画もできているわけです。ファン・ブースターも、選手・クラブも、もちろんそれぞれの試合会場に愛着を持っていますし、これまでの設営・演出・運営で培った経験は、これからも活きていきます。

新しいアリーナは、決して今までの歴史を否定したり、塗りつぶすものではありません。各地域がそれぞれの状況の中で努力してくれた歴史を大切にして、これからもBクラブとともにあってほしいと思っています。

その上で、Bリーグが世界のバスケットボール、NBA、プロ野球、Jリーグ……そういったものと伍するため、さらにもっともっと上を目指していくための場所が新基準のアリーナであります。新たに多くの方に注目していただき、声援を送っていただくことで選手がレベルアップし、興行として大きくなり、さらに大きな喜び、楽しみを生み出す空間になっていってくれるはずです。

琉球ゴールデンキングス・木村達郎代表の凄さ

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チェアマン出張シリーズ 琉球ゴールデンキングスの回でも紹介しましたが、木村代表の圧倒的な努力と情熱、そしてこだわりによって沖縄アリーナは素晴らしいアリーナとなったと思います。

アメリカのスポーツビジネスを学び、英語堪能、NHKでスポーツ映像を担当していたので映像知識も持ち、琉球ゴールデンキングスを創設し強豪クラブに育て上げ、10年以上前からアリーナ建設を公言、建築に関する専門知識も自身で勉強……ハッキリ言ってスーパーマンですよ。

今回沖縄アリーナが完成したことで、先駆者としての新たな実績が加わりました。バスケ界に限らず、日本スポーツ界にこんな方は唯一無二でしょう。

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初期のアリーナ構想資料を見せていただいたところから、実際にアリーナが完成するまで。バスケ界の歴史の1ページを間近で体感できたのは個人的にも大きな喜びです。

木村代表のもと、ここからさらに成長していく琉球ゴールデンキングスが楽しみです。沖縄のみなさん、4月10日のこけら落としでまたお会いしましょう!

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