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久しぶりに牛に会いに行き、コロナ禍で畜産農家がどのような影響を受けているかを聞いてきた

約半年ぶりでnoteに書くのでご存知でない方もいらっしゃるかもしれません。私、しあわせ絆島田牛というプロジェクトで牛を育てています

今回、久しぶりに"シマちゃん"に会いに行ってきました!

初めて会ったときから倍以上の大きさに成長

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こちらが現在のシマちゃんです。初めて会った去年の12月ごろには250キロだった体重は550キロに成長。約1年後の出荷時には900-1000キロまで増えるとのことです。

そう。2019年5月29日に生まれた島ちゃんの出荷日はすでに決定していて、2021年10月、最終金曜のセリ日である10月29日なのです。

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シマちゃんを担当している方のお話では、性格は基本的にはおとなしめで、落ち着きがある。しかし気分屋で、人見知りするタイプとのことです。
ですが、久しぶりに会うにも関わらず私はスムーズにシマちゃんと触れ合うことが出来ました。

千葉の畜産農家の現状

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さて、このプロジェクトは昨年の超大型台風によって大きな被害を受けた千葉県の農業畜産業を応援したいということではじまりました。

そこに現在新型コロナウイルス感染拡大の影響でさらにダメージを受けているということなのです。東日本産直ビーフ研究会会長の岩渕一晃さんにお話をお聞きしました。

シマちゃんも「しあわせ絆牛」というブランドで出荷されることになるのですが、このブランドはホテルやレストラン関係に多く出荷されます。
コロナ禍によって、平時は中国人を中心とした外国人の方々が多く宿泊されるホテルでの需要が落ち込んでいます

一般家庭でも支出を抑えようとする流れもあり、子牛の値段も、成牛の値段も下がっている。厳しい状況が続いています。

そんな中、千葉ジェッツの選手を活用したプロモーションを行ったり、問屋さんから紹介を受けた船橋市の小、中学校15校の給食にしあわせ絆牛の牛肉を提供したり、新しい動きでアプローチしているとのことです。

極端な話、誰も牛肉を食べなければ、生産者は生活が出来ず、牛を育てる人がいなくなってしまいます。

消費者であるみなさんが美味しく牛肉を食べてくれることで、生産者が救われる。ある種、地域を守るためにも、たまに地元産の牛肉を食べてみていただければと思います。

そろそろ寒くなってきますし、私もすき焼きやしゃぶしゃぶなど温かいお肉を食べたいなあと思っております。

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