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愛媛オレンジバイキングスの未来について

昨日は、愛媛、松山へ。愛媛オレンジバイキングス(以下、クラブ)を盛り上げるために、関係各所ご挨拶や支援要請、愛媛でのアリーナ機運醸成のためにクラブの皆さまとともに活動してきました。

空港から愛媛感満載なのが特徴です。

空港から座談会の開催場所である松山市総合コミニティセンター(以下、コミセン)へ。

まずはじめに、私からB.革新とは?何のために?アリーナの必要性についての講演。何よりもクラブがB.ONEにたどり着くために現在の平均1000人弱という平均入場者数では足りず、仮ライセンスの平均1500人、数年以内に平均2400人を目指さなければならないとお伝えし、参加いただいた地元自治体、メディア、経済界の皆さまにお力添えをお願いさせていただきました。

Bリーグのアリーナ審査でもサポートいただいている千葉昭浩氏からは、沖縄でのアリーナ建設後の経済効果の説明や、諸外国、国内の事例も加えてスポーツビジネスにおける施設の重要性と愛媛でも、実現可能であると専門家の観点でお話いただきました。

その後の座談会では、クラブの北野社長の司会で松山市議、Bリーグ理事でもある田中エリナ氏も加わり、県や市、経済界も一体となってアリーナ計画を進めることが重要であること、アリーナがあることで得られるメリットについて短い時間でしたが、議論させていただきました。

テレビ、新聞と取材をしていただき、その後、放送、記事化いただきました。

続いて、松山市表敬訪問。河合参与に対して、アリーナの重要性の説明とクラブがB.ONEに参入するための入場者増へのご協力のお願いさせていただきました。参与からは、来シーズンのコミセン土日開催に対して今期よりは増やしているが、市民利用との調整に苦慮しながら尽力いただいているというお話もありました。

パートナーであるネッツトヨタ愛媛さまを訪問。だんだんPARKを視察させていただきました。子育て世代でもある玉置社長が、子供の遊び場がない現状を受けて作ったとのこと。ただの販売店ではなく、「人が集まる、エンターテイメントの場所」が目的であり、子供連れや高校生など若い層が集まる場になりつつあるようです。

玉置社長、井上店長からお話をお聞きして、コンセプトも挑戦も凄いなと思いました。車購入目的でない人たちが、自然と顧客予備軍に変わっていくのではないかと。売らない営業と言いますか、集客ビジネスをしている私たちにとっても非常に勉強になりました。ありがとうございました。

オフィスに移動して、クラブ幹部とのミーティング。資本政策や今後のクラブ経営における戦略などについて意見交換をさせていただきました。当然のことながらやるべきことと、乗り越えなければならないハードルはたくさんありますが、河原会長が支えながら昨年就任した北野社長を中心に幹部も他クラブから招聘して組織としても、マネジメント体制としても間違いなく良くなっています。

短期的な対応策も協議したので、シーズン後半、来シーズンに向けて改善の芽がみえてくることを期待したいと思います。

スタッフの皆さんにもご挨拶と激励。だいぶ入れ替わった感じはありますが、明るくて雰囲気も良くなっていると思います。クラブを浮上させるのは大変ですが、今が大切な時ですので頑張ってください!心から応援しています。

最後は、クラブ関係者の皆さまとの懇親会。クラブというよりも、どうやって愛媛、松山を盛り上げていくのか、だからこそ、クラブの盛り上げ、アリーナが必要なのではないか。地元の皆さまが、街の活性化、未来の子どもたちのために何を残すのか、熱く真剣に考えており、Bリーグ、クラブがその想いに寄り添えるよう力をつけていかなければならないと、身が引き締まる想いでした。

わずか1日足らずの活動でしたが、濃密でクラブの未来が拓かれていく大きな一歩になったのではないかと感じています。愛媛、松山を盛り上げていきたいという想い、その手段としてBリーグ、アリーナを起点にそのほかのエンタメ、ライブ、イベント、市民利用、防災拠点として多目的に活用可能な施設の重要性もご理解いただける場になったと確信しています。

ブースター、パートナー、自治体、メディアの皆さまへ。スタッフ、選手たちも頑張っていきますが、クラブは公共財であり、共通の資産であります。みんなで育てて、地元にとって価値ある存在に押し上げる、そして、未来に果実を享受するくらいの思いで長期的なご支援をいただけるとありがたいです。

B.革新は、地方クラブにこそチャンスのある改革です。

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