場数を踏む
人前に立った時、緊張しないようにするにはどうしたら良いかと聞かれることがあります。余程カジュアルな場でない限り、正直大なり小なり私も緊張します。しかし、ある程度は自分をコントロールすることはできるようになりました。
緊張しないようにすると考えるのではなく、いかに緊張していてもパフォーマンスを発揮するにはどうしたら良いか、と発想を転換したほうが良いと気づきました。では、どんなアプローチがあるのか、3つほど島田流と王道をシェアさせてください。
ひとつは、当たり前ですがしっかり準備すること。しかし、一語一句頭に叩き込むようなことはしない。その場での自分の役割、スピーチや講演、プレゼンなどはありますが、大きく捉えてキーワードだけはインプットして、柔軟性を持って臨むように心がけています。ガチッと決めるとズレた時あたふたするからです。
続いて、自分の得意分野、持ちネタ(エピソード、言葉)を持っておく。なんとなくやり過ごせるネタがあると安心して臨めるんです。得意技を持つべし。
掴みと締めに集中する。人は第一印象で判断して、話の内容なんて覚えていないことが多く、終わりよければすべてよしのところがあるので。
そして、最強の克服術は、場数をこなすこと。これに尽きると思います。嫌でも積極的に出て、場数をこなしていると考えなくても自然に緊張下でも対応できるようになるんです。ミュージシャンでもお笑いタレントでも政治家でも場数をこなしてあのパフォーマンスがあるのです。まさに場数に勝るものは無しです。
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