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し の はまな の 虚構
〜の可能性が構造化を促すという脱構造化によって、その「断裂」によって、断裂が不明瞭となる。書くことなく書き続ける、存在することなく存在する、つまり、〜ことなしに、でもなくでもない、署名しない署名に、もしかしたら、到達しえない(しうる)湖面への一歩、キルゲゴールの質的弁証法の彼方の、乗り越えられない思いが、生なき生が、は、ま、な、の法にの則り、中和するために、その中和のなかで始まったりしなかった終わ
もっとみるう、み、の、レ、シ、列、死
う、うみ、は、うみのシニフィアンは、死ぬしかないはは、は、は、が、死ぬのではなく、ふたりが死ぬ、う、み、の、う、み、へ、死ぬ瞬間、に、死な、ず、死は死ぬことを妨げ、は、は、は死なず、テクスト、の、なかへ、回帰死、翻訳不能の、ま、ま、うみ、が、うみ、であるまま、の、(虚偽の、うみ、のように、反響する、その、軽さ、の、感情、が、未だに待機しては、
時間のしるし、が繁殖、スル、ことば、の、持続、非ー持
ことば、が発語されうる
いま発語されようとすることばが、いま発語されたことばと出逢う、、、、
先取りとしてのことば、それは発語されようとすることば、が発語されたばかりのことばと出会う。そのわずかな時間わずかな差異に、発語されうる、されなければならない、予想される、必要とされる、限りにおいて、ともに出会うのです。ことばは、発語されようとする瞬間に、発語されるのです。発語されるうる限りにおいて発語されたばかりなのです。そうし
決して現在になることのない未来のなかで
マリのうまはしなやかにみずをはかっては蔓のさきへと羞恥を尖らせ、しろく熟したウリ科の性器が折れ込んでいるのを見出したが、半球の島々へと漕ぎ出すとき波の期待を調律することもなくなり、音叉はつぎつぎに感動を喚び起こす。露を媚びるような朝、うっかりして充血したまま粘膜が甘い動物臭を発散するので、とりの囀りはカーテンそのままに長く風向きが変わるまで競走馬のたてがみよろしく終わりたがらない。自由の選択によっ
もっとみるミツバチの眸のなかうたいだすうま
「対自トハ身体ノ仕上ゲデアル」(『知覚の現象学2』p338)/然シ アルトキハ〈自〉ヲ欠ク/(カラダ)の洞(ウツロ) つうおん装置へと踏み迷う テクストは既に書き込まれ「ボクタチハ、コノ街(コノ詩)ニ住ンデイル」) いっとうにとうよんとう ウマをじじょう(二乗=自浄)しながら 以前にもまして 反復(=詩)はわたしから逃れるための邪(ヨコシマ)なナイフ、「花そう 破投そう 波るかす流」 みずなつへと
もっとみる未来が忘れていく(『Sister On a Water』Vol.5 )
『Sister On a Water』Vol.5 に寄稿した詩をアップします。
未来が忘れていく
目の前に広がる海はなんの援助も必要としないし、延長体は精神に由来するもの、それを媒介とする結びつきを要求はしない。他方、わたしはといえば、過去の取り巻きの、円錐形の錐に触れつづけることでしか存在しえないのだから
*
ミサコちゃんがうたっている うたいつづけている 土間は踏み固められ地球の膝元
詩について思っていること、、、
石松佳さん、竹中優子さんの詩を読んで、ふと考えたこと、、、、
心の問題を心の言葉で提示してもなかなか理解し難い。心や精神の問題を物質や事象の言葉に置き換えて提出することによって、あるいはテクストからテクストへ飛躍を与えることによって、それらに閉じ込められている心の言葉を、社会機構に従って探ることができるようになる。詩は解答ではなく、問題を読者に提出するアイテムであって、読者は詩を読むことで、いく
詩的実験2022.1
#配置転換 「あった」ものはもう「ない」が、「ない」という「ある」こと。埃がたまるという射倖、(あるいは)埃を振り払うというイコノクラスム(偶像破壊)によって、受動から能動ヘ弁証法的に呼吸は促される。「あるもの」と「わたし」のあいだに揺蕩う「ないもの」の配置転換
呼吸する棚、老化するガラス瓶、耳うちをするヒロシマの壁へ
ディゼーニョを 日なかの父を スーラの絵を すうっと埃に呼吸を合わせ
#彼
シ しづむ 私(し)
せみのミにひきしまるシ 詩 紙面 畝る線に沿って南下する
トルトキスルトキ 稜線を少し押さエルと沈むシ しづむ 私(し)
鳴いテル薄膜の内側に差し入レルとき痙攣のみちびく枝枝がしなる
破(わ)れた房のなかへたよりに へたのちが燃やされる されど れ土
海をまたぎ産みをとりつける洞の背景に流れる 響きあう釣りあう 蓋の鳥
鋳型は変異し涙ぐむ種子を撒く飛翔と落下のあわいのなかでしかシは書かれない
つづ