【短歌三首】滲む氷は
色むらの滲む氷はこの夏の細胞分裂だったでしょうか
等しさを肥やす (瞼の裏側で欠けた視線を繕っている)
疑似鼓動としてどくりと回す針 砂の入っていない砂時計
/とわさき芽ぐみ 2021.8.2
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色むらの滲む氷はこの夏の細胞分裂だったでしょうか
等しさを肥やす (瞼の裏側で欠けた視線を繕っている)
疑似鼓動としてどくりと回す針 砂の入っていない砂時計
/とわさき芽ぐみ 2021.8.2
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