実践できていなければ語れない
(書き下し文)
子(し)曰(いわ)く、古者(いにしえ)、言(げん)の出(い)ださざるは、躬(み)の逮(およ)ばざるを恥(は)ずればなり。
(現代語訳)
孔子先生は言われた。「昔の偉人、君子が軽々しく言葉を口にしなかったのは、実践が伴わない自分を戒めるためである」。
(学びと思い)
日本は昔から言霊を信じてきた。
言霊とは、言葉に内在する霊力である。
自分の発した言葉は、自分の魂と同一なのである。
言葉が魂を変化させる事もあるし、魂が言葉を変化させる事もある。
それくらいに発する言葉というのは重要である。
出来もしない約束はしない。意思のない言葉は慎む。
日々注意深く、丁寧に生きてゆくのだ。
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