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「老害」である自分に気づくが、結局どうすればいいかなんてわからない

若いころは会社の上の人たちを見て、

なんで自分の提案をわかってくれないんだろう?
なんでこうやった方が面白いのにやらないんだろう?
なんでこんな保守的な意見しかだせないんだろう?

なんていうことを思っていた。

その頃はズカズカと意見を言うという若いポジションで、
いろいろと不平不満をぶつけながらも、会社という組織に従って生きてきた。
あの頃はイケイケだったなーとも思うんだけど、それなりに上からコントロールされながらも暴れていた感じもする。
そして数十年の歳月がすぎ、自分のポジションも変わっていった。

会社のことを考えた意見や行動。
チームのことを考えた判断。

そういうバランスを取るというポジションというか役割が多くなり、そして自分はそれを上手にこなすことができていた。
あまりにも上手にこなすから、上からは重宝され、今までの通説から外れる動きを制御する役割になっていた。

そんな役割が嫌でというか、そんな決まりきったポジションが嫌で転職を決意したわけだが、転職先でそのようなポジションから抜け出せたかと言われればそうでもない。

結局は会社のことを考えたり、自分にとっても物事がスムーズに進む方法を考え、その道ばかりを進んでいた。
周りをよく観察し、それぞれの状況を見定めながら、一番スムーズにいきそうな方向を探し推進する。
20代のメンバーに向かって発する言葉は、今までの経験に裏付けされた適切な指摘だったり意見だったり。
なんだ、、、変わっていないな、自分。
言っていることがつまらないし、世の中の当たり前な考えをただ言っているだけだし、、、なにやってるんだ、と最近停滞感を感じていた。

それじゃどうすればいいの?

そんな時に、鈴木おさむさんのこの記事を読んで、まさに自分が「老害」なんだな、と改めて自覚した。

けど難しいよね。
会社として動いていかなければならない、という部分が嫌でも身に沁みついているし。。。

結局どうすればいいかなんて、わからない。。。。

そんな中でも少なくとも、これからは他人の意見や考えをきく際には、

自分がバランスを取ろうとしていないか、
自分をよく見せようとしていないか、

を常に問いながら接していこうと思う。

最終的にはやっぱり自分の会社、自分の畑、自分のフィールドで、バランスなど考えずに、仕事をしていきたいな、と。
サラリーマン脱出したいな。

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