10分刻みで観るアイアンマン-その9-

10分刻み感想も9回目、約90分視聴したことになります。
残り30分で物語が終わるとは思えない濃密さ。
これは10分刻みで見たからこそ感じることができたものであり、新たな気づきとなりました。
時間をかけて少しずつ映画を観ていく。
疾走感は無くなりますが、じっくりと映像を音を味わい、咀嚼して体に浸透したところで次の10分、というのが非常に心地よいです。(これよりネタバレ注意)

さて今回は、アイアンマン、軍から逃げる〜ボッツへ会社の極秘情報取得命令を受けるところまで。

軍の戦闘機から逃げるアイアンマン。
あの「フラップ!」と叫んで減速するところがこのシーンで一番好きです。

ローディのお陰で事なきを得ましたが、ローディは組織人としてどうなの?と。
組織に収まる人ではないのでしょう。
だからこそトニー・スタークと馬が合う。

グルミラの報道を見るオバディアの部屋着のセンスが凄い事。
そのセンスのズレ?がトニーや社会との思想のズレを感じさせます。

ただ末端とはいえ、テンリングスを手玉にとるオバディアは悪人としては素質有り。
これ実はたとえトニー・スタークの抹殺成功したとしても、テンリングスのボスにガツンとやられていたかもしれない。
オバディアの人生は割りとこの映画の序盤ですでに詰んでいたようです。

あとはマーク3は最初着脱が大変だったんですね。
何事もトライ・アンド・エラー。
大富豪であり天才であるトニーであっても幾度となく失敗するのだから、些細なことで落ち込んでられないなと自分に言い聞かせ今回は終了。

【余談】
ロバート・ダウニーJrは何時になったら日本を許し、来日してくれるのだろうか。
まあトラブルがあっただけで許す許さないとかないのかもしれないですが。
生ダウニー見てみたい。

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