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「今、生きてる」

「今、わたし、生きてる」

昨年の6月から、
嬉しさや尊さや感謝、そんなような感情が
ぶわぁっと込み上げる瞬間が度々ある。

別に、死に際にあるわけではないのだが
なんでもない日々に感じることができることは
今生きている日常は素晴らしい日々なんだと実感させられるのだ。

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かなり凍れて、見渡す限りの木々が真っ白になっていた朝。
空は青々と澄んでいる。
自分も凍れてしまいそうなんだが、見惚れてそんなことも忘れてしまう。
「遠くにドライブして観に行こう」そんなこともできた。
心が動いた時にそれを味わえる幸せを感じた。

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実家に帰ると、祖母と犬が待っている。
大抵は孤独のグルメを見ていて、
その時は必ずと言って良いほど「食欲ない時に観ると食欲出るんだわ」と話している。「それはいいね」と言って近くの椅子に座ろうと祖母に近づくと犬が吠える。なぜか吠えない日もある。
それから、昔の話とか、その日あったこととかたわいのない話をする。
こうして一緒に過ごせる時間が温かい。

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職員ミーティングの日。
管理者の考えや子どもたちの対応の仕方を聞くチャンス。
時には厳しい指摘もある。(上司からは心配と労いをされた。)
でも、子どもたちにどう接していくのかを考えることが
人としてどのように関わるか、どう生きるかの思考や選択肢を増やすことになっていてすごく楽しさを感じている。

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もっと沢山の生きているを感じてきたのに
その時に言葉にしないと忘れてしまう。
だから、感じた時に言葉にすることに価値があるんだと思う。

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