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柿ピーに理由はあるか

青汁王子さんがデヴィ夫人宅を訪問する動画を見た。
https://youtu.be/Sm9tBFqzty0

デヴィ夫人は深い赤とゴールドを基調とした応接間で、自身も真紅のスーツをまとい、青汁王子さんを迎える。その後別宅のテーブルにて、国際ホステスらしくスマートな手さばきでシャンパンを振る舞う。

そこで出されたのが、例の柿ピーだった。青汁王子さんは戸惑った。あとからキャビアも登場し、それはデヴィ夫人が作らせた物だという。

最初からそれを出せばいいじゃない。わたしは柿ピーチョイスが解せない。たしかに柿ピーを嫌いな人というのを聞いたことがない。それで人を選ばぬ柿ピーが登場したのか。はたまた、青汁王子さんがばかにされているのか。

柿ピーに手が付けられた様子はなく、テーブル上にはあるものの、どんどん中央に寄っていく。デヴィ夫人が柿ピーを用意した意味がますますわからない。

https://ameblo.jp/dewisukarno/entry-12108974411.html

なおこさんの庶民出身アピールだろうか? 亀田製菓社のお菓子が好きなんだそうだ。特に、柿ピーのわさび味が気に入っていると。デヴィ夫人は柿ピーに関しても国際貢献をしている。

柿ピーがフランス人とアメリカ人に喜ばれた話は、向こうの気遣いじゃないのか? しかし案外柿ピーに特別な意味はないのかもしれない。

動画が終わるときにも両名の柿ピーは映ったままである。しっけちゃったでしょうに。あのあとどうしたの。わたしは気になってしょうがない。捨てられたかもしれない。ごみになってもいい物だから出したのか。

ところで2014年9月、田母神俊雄さんとアパホテル社長さんが来るようなパーティに行ったら、デヴィ夫人が壇上にお見えになり、わたしはびっくりした。当時は彼女が何者かを知らなかった。そして今の方がおキレイ。

わたしがデヴィ夫人とお近づきになることは一生ない。だから、お屋敷に招かれて何が出されるかと心配する必要もない。わたしは柿ピーが嫌いだし、わさびを口にすることができない。

デヴィ夫人はやっぱりおそろしい。ウクライナでのインタビューで、「怖いものは何もない」と豪語していた彼女には恐れ入る。デヴィ夫人を敵に回したらえらいことだ。まずは値踏みされる。そして見下される。だーかーらー、知り合いになれないのだから、杞憂だっつの。

人からのもてなしを受けるとき、どの部屋に通されるか、どんな飲み物・食べ物が出てくるか。待遇で自分のランクを思い知ることになる。一方で、もてなす側が食に無頓着だと誤解を生む。駄菓子が出てこようと、わざとじゃないかもしれないので、傷付く必要はないということになる。

しかし多くの場合、自分の好物より相手の嗜好を考えるものではなかろうか。たしかに柿ピーは万人受けするとしても。自分がもし、スペシャルな人間だったら。そして柿ピーが大好きなら。客人に振る舞うだろうか。国際ホステスの流儀には考えさせられるところが大きい。

ありがたいことです。目に留めてくださった あなたの心にも喜びを。