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今更ながら『あとがき』のようなもの
書き上げてからずいぶん経っちゃったけど、あとがきっぽいことを書こうかな。
『巨◯社長と誘惑出張に行ったら嫉妬深い桜路くんにめちゃくちゃにされちゃった話』(タイトル長っ)の校正が終わり、KDP出版いたしました。
『嫉妬深い桜路くんにヤバい性癖がバレてえっちな拷問具でお仕置きされちゃった話』も併録されております。
こっちは、自分で作った性癖の部屋企画のために書いたものなんですが、アルファポリスに置いといたら意外に受けたので、続編を書いてニコイチでキンドルにしようと思ったのです。
この作品のほぼラストに社長と出張に行く予定の話が出てくるんですが、当初そんな予定はなく、「そんなエロマンガみたいなことがあってたまるか」って書いたら、うっかり「社長とエロマンガ島に出張」の話になったので、そうだ、続編は出張編ってことになりました。
で、プロットは本当に簡単で、同じパターンを延々と繰り返す天丼構造、ラストシーン、終わり、というものでした。
そしてまたアルファポリスに連載したら、この作品を読んでいる人は、こういう作品も読んでます、というのが出て来るんだけど、うわ失敗。
社長が出てくる作品は、いわゆる社長に溺愛される玉の輿系の作品ばっかり!
なんつーか、私大嫌いなんですよ。そーゆーの。
それを言うなら、そもそも嫉妬モノとかヤンデレも嫌いだけど。
でも、そういう無駄に嫉妬されたり監禁される作品って人気なんですよね。謎。
まあそういうわけで、嫌い要素てんこ盛りだったわけですが、いやヤリチンとモラハラ予備軍みたいな男のどっちかを選べと言われても…ねえ。
両方嫌なんですけど。
でも、なんでユキが陽くんを捨てて社長に乗り換えないかって…?
いやいや、和製ロマンス小説であるTL小説の肝は、紆余曲折後に社長と結婚めでたしめでたし、だろう。
でもGold digger嫌いなんで、それはなし。
で、ちょっと恋愛展開になり、陽くんには、モラっぽいところを改めてもらうことに。
まあ、この作品を読んだからって、恋愛の本質がわかるとか、理想のハイスぺ男に略奪されるお姫様気分に浸れるなどというメリットは全然ないんですが、とりあえず面白いので、読んでいただけると嬉しいです。
それから、2年ぐらい住んでた懐かしのM国のことが書けて楽しかったです。
冒頭チラ見せはまた後日。
いや、アマゾンで。けっこう長い試し読みができます。
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