見出し画像

ブロンズ新社40周年記念

私は、通訳や翻訳の会社をやっているのですが、ご縁をいただいて、ウクライナ語の通訳のお手伝いでブロンズ新社40周年記念「絵本の未来形」に関わらせていただきました。社長の若月さんは、だいぶまえに編集者講座の講演を聴いてものすごい方だというのは分かっていたのですが、近くで関わらせていただいてさらにその魅力を感じました。ブロンズ新社は、社員もすばらしくて、手をつなぎながら進んでいる会社です。

本は、こちらのものです。

https://www.bronze.co.jp/books/9784893097194/

そして小学校での戦争についてのお話など。

私はウクライナ語の通訳のスケジューリングと会場でのやりとりに関するアドバイス、そして通訳環境を整えるためのヒアリングとコンサルティングでした。いわゆる同時通訳のマネージャーみたいなものです。何が起きるか分からない現場では、最初の段階でどうやってその対話の時間を運ぶのかを考えます。通訳の実践も必要ですが、こういうところは、通訳学校で一度でも学ばないと気がつかないことが多いです。野球選手が、安打を打つためには練習なように。
(この場合は、想定される流れを何度も確認して事故が起きないようにします。事故というのは、通訳業界では、マイクが上手くいかない、音割れがする、雑音が入る、話者が暴走するなどです。声の調子もすべて考えないとならない。にわか通訳には難しいことだと思います。空気をみながらやらないといけない。)

さて、桐朋小学校での通訳。
最後に、校長先生が、「みなさん、通訳というお仕事もあるんですよ。皆さんの中には、こういったお仕事に就かれる人もいるでしょう。すばらしいお仕事でしたね」と褒めてくださったそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?