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ミミズコンポストの始め方

こんにちは。
今回は『ミミズコンポストの始め方』について記していこうと思います。

2022年5月に唐突に始めたミミズコンポストですが、約半年経過後の現在も楽しく、こじんまりと稼働しています。
まだまだ生ゴミ処理としての機能は不十分で、むしろペットを飼うような感覚になっていますが…
バナナの皮をあげるついでにわざと余らせた実の部分も一緒にあげてしまったりと、本来の捨てるものを堆肥化するというコンポストの目的とは逆行している懸念もありますが、そのくらいシマミミズの魅力にはまっています。

5月に始めた時は、近所の釣具屋で釣餌として販売しているシマミミズ(交配種の太平2号?)を6箱買ってきて始めました。
だいたい一箱に50匹くらい入っていたので、約300匹から始めたことになります。

そのミミズたちがこの秋にわんさかと卵を産んでくれて、順調にミミズたちは増えているようです。
(少なくとも3倍くらいの生体数に増えていそう。)
これまでに脱走や大量死などの大きなトラブルもないので、そのあたりも個人的にはミミズコンポストを継続できている理由の一つだと思っています。

そんなこともあり気を良くした私は、もっとミミズを飼いたいという欲望が日に日に強くなり、
先日、ついにミミズの養殖業者さんから1kgのシマミミズを注文してしまいました。(約10,000円ほど)

それに伴って新たに2箱のミミズコンポストを作ったので、その時の手順などをまとめておこうと思います。
よろしければ参考にしてみてください。

ちなみにシマミミズが一日で処理できる生ゴミの量は体重の半分と言われています。なので、今回のように1kgのミミズがいると満足に生ゴミの処理という当初の目的も達成できそうです。


用意する物

  • 容器

  • 細断した段ボールや新聞紙

  • 新聞紙

  • 落ち葉or土

  • 牡蠣殻or卵の殻

  • シマミミズ

  • 水(1日ほど空気にさらして塩素などを除去するのが理想)

①用意した容器に細かくした段ボールや新聞紙、落ち葉、牡蠣殻を入れていきます。
ちなみに今回は、三甲 TPボックス TP-343B(外寸法/幅335×奥行503×高さ288mm)のコンテナを2つ用意しました。

②塩素を抜いた水を少しずつ加えながら、①で入れた各資材を混ぜていきます。
シマミミズは湿度80%くらいの環境を好むそうなので、結構湿らせてしまって大丈夫だと思います。
もし水を入れすぎてべちゃべちゃになってしまったら段ボールを追加すれば問題ないです。

③いよいよシマミミズを投入します。
今回は各コンテナに500g(約1250匹)のミミズを入れました。
届いた時に同梱されていたココナッツ繊維も一緒に入れます。
シマミミズはココナッツ繊維が大好きなようです。

④最後に霧吹きで表面を湿らせて、保湿・遮光のために新聞紙で覆って完成です。
シマミミズたちは自発的に少し深いところや、自分たちが心地いい場所に移動してくれます。
簡単ですがこれで設置は完了です。

翌朝くらいに一度、シマミミズの様子を見てあげるのが理想です。
もしコンテナ内の環境がシマミミズにとって劣悪な場合は、大量脱走などが起こり始めます。
私は今までに経験してないですが、もしそのようなことが起こればすぐに何かしらの対策を講じないといけないので早めに気づけるのがいいと思います。

完成の図

シマミミズは新しい環境に慣れるまでの約一週間は生ゴミをあまり食べないそうです。
なので、一週間はこのままにします。
一週間後から様子をみて生ゴミを与えていこうと思います。

またその様子などは次回以降に。
まだまだ始めて間もないミミズコンポストの成長の様子を楽しんでいただけたら幸いです。

ミミズコンポスト用のシマミミズの販売もしています。よろしければ下記のオンラインストアをご利用ください。

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