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【ミミズコンポスト】 生ゴミの与え方

こんにちは。
今回は、先日設置したミミズコンポストに初めて生ゴミを与えていく様子を書いていこうと思います。

本来であれば設置から一週間後に生ゴミを与える予定だったのですが、忙しくて二週間ほど経ってしまいました。
その間に霧吹きで水分は適度にあげていたのですが、それ以外は何もお世話ができていませんでした。
シマミミズたちもお腹を空かしていると思うので、なるべく丁寧なやり方で今回は与えていこうと思います。

以下が手順の概要です。

① 生ゴミを与える場所にスペースを作る。
② 冷凍保管していた生ゴミをミキサーにかけて細かくする。
(事前に細かくしておいた生ゴミを冷凍保管しておくほうが楽だと思います。)
③ 生ゴミを与えるスペースの底に細断した段ボールを敷く。
④その上に②で細かくした生ゴミを置く。
⑤生ゴミの上に牡蠣殻or卵の殻の粉末を少しふりかける。
⑥生ゴミを目隠しするように上から細断した段ボールをかぶせる。
⑦最後に、①でどかしたコンポストの土をかぶせる。

このような具合です。
以下、それぞれの作業で気をつけている事などを捕捉していきます。

①生ゴミをコンポスト内全体に散らして置いてもいいのですが、ある程度決まった場所に投入することによって、その後の管理がしやすいです。
どのくらいミミズたちが集まってくれているか、食べ残しなどがないかなどが確認しやすいです。
また、場合によっては生ゴミが発酵して発熱してしまう場合もあります。
そのような時でも、ミミズたちが他の安全な場所に逃げることができます。

②冷凍するメリットとしては2つあります。
まずは生ゴミに付着している可能性がある小バエの卵などを除去できること。
もう一つは、生ゴミの細胞が破壊されることによってミミズや微生物が分解しやすくなるということです。
投入した生ゴミをなるべく短期間で分解してもらうことによって、コンポスト内が腐敗環境に傾きにくくなると考えています。

③底に段ボールを敷くことによって、生ゴミからの余分な水分を吸ってくれます。過湿環境は生ゴミが腐敗しやすかったり、嫌気的な環境になってしまうのでそれを防いでくれます。
また、生ゴミは窒素分が多いので段ボールなどの炭素分を加えることによってミミズたちが窒素過多にならないようにしてくれるのではと思います。

⑤牡蠣殻はミミズの消化を助けたり、コンポスト内が酸性になってしまうのを防いでくれるます。
可能であれば生ゴミをあげるタイミングで一緒に与えると安心です。

⑥③と同じ役割に加えて、生ゴミの匂いを抑える目的で生ゴミの上からも加えています。

⑦こちらも匂いを抑える目的の他、土の中にいる微生物によって生ゴミの分解を助けてもらうために最後に土をかぶせています。
また、そうすることによって小バエが寄り付きにくというメリットもあります。

※夏場などは生ゴミが発酵熱を発しやすいです。
その場合は、状況を見て生ゴミを土に埋めずに与えてみたりして発酵熱が発生しない工夫が必要です。
そのあたりに関してはまた時期が近くなったら書こうと思います。

今回は、最初の給餌ということで丁寧にやってみました。
もちろん時間がない時や面倒な時はそのまま生ゴミをドサっとあげることもあります。

もしよければ参考にしてみてください。

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