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色あせた日常は、情報と知識であざやかにできるみたい

ジェームス・W・ヤング『アイデアのつくり方』
800円+税
全102ページ
所要時間 01:29:09


◾️好きな一節

「パリの街頭に出て行きたまえ (中略)
そして一人のタクシー運転手をつかまえることだ。
その男には他のどの運転手ともちがったところなどないように君にはみえる。
しかしきみの描写によって、この男がこの世界中の他のどの運転手ともちがった一人の独自の人物にみえるようになるまで、
君はこの男を研究しなければいけない。」


◾️読んだきっかけ

メンタリストdaigoさんがYouTubeの中で紹介していたのが
この本を知るきっかけ。
私自身が仕事でアイデアを生み出す企画職であるため、
良いアイデアはどうやって出せばいいのかと日頃の悩みだったため。


◾️今後学びたいこと

この本の中に、アイデアを生み出すツールとして、
さらっと紹介されていた二つの方法について調べて実践してみたいと思った。
「KJ法」(カードを使った情報の組み合わせ方法)
「パレートの法則」(別名 20%・80%法則)



◾️雑感

この本を再び読み返すことができてよかった。
仕事で新しいものを生み出そうとする最中に訪れる、
「もう無理、もうこんなんやっても何も生まれない、イライラする
絶望的、もうおわた。」
こんな絶望的な感情も、アイデアを生み出すための一つの段階として、
この本の中にはきっちり組み込まれていました。
真剣に仕事に向き合っている中で起こるこんな絶望感情に
めげることなく「お、きたかぁ」と前向きに進んでいけるような気がした。
逆に、絶望段階が訪れず、すーっと進んでいくような仕事は、
新しくもないのかも。
すーっと進んでいる人が周りに多いような気がして、
何も新しくも面白くもないものなのに、すーっと進める仕事が歓迎されているような気がして、、、なんかモヤモヤしてた。
自分は絶望を感じても良いから、新しくて面白くて、見る人の瞳孔を開かせるようなアイデアを作りたいと思えた。



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