ふいにおとずれる


最近上映している映画で、SINGネクストステージなるものがある。

この前の1日。例の映画がお安くなる日に
それを観る機会があったのだが、当初あまり気が進まなかったのは、その映画がコンピューターアニメーションなるいわゆるキャラクターものだったからだ。

正直、子供向けじゃないの?
と言うのが僕の先入観だった。

あらすじはネタバレになるので控えるが、
ザッと言うと田舎のパッとしない?動物達が
大舞台でライブをする。というこれまたありがちなストーリーというと雑すぎるだろうか...

もちろんそのように作られているからだと思うけれど、映画って不思議なもので、観始めたらその世界に入って行くので、 フツーに夢中になったのだけれど、

個人的にグッと来たのは、物語も終盤。

15年音楽から遠ざかっていた元大物歌手のクレイがいざ舞台に出ようとした時に、「やっぱりだめだ、」と舞台の袖でうなだれてしまい、
それを見兼ねたハリネズミアッシュが独りで出て行って歌い始めるというシーンがあるのだけれど

その最初のアカペラの歌声を聴いた時に、
何でだろうね、スゴイ泣きそうになって、
一気に持ってかれそうになった。

歌詞なんだったかな〜、
あなたはひとりじゃない、じゃなくて...
なんかね、あったんだけど、
そうそう! ♪あなたがいたから

スゴイ来ましたね、あれは...
いきなり持ってかれたわ〜、それまで涙腺は何にも反応してなかったハズなんだけどね、

ホントいきなり。

やっぱり、泣いたり心が揺さぶられたりってのは自分ごとなわけで、とどのつまり、そこに自分がした似たような経験からくる共感みたいなものから来ているんだろうな、と今思い返している。

映像もスゴイし、楽曲や歌声に臨場感があって、痺れるし、ああいうのはやっぱり映画で観た方がいいんだろうね、


批判を恐れずに感想を言うなら、

いわゆるフツーと言われる家庭を持った大人の人達には響きにくいかもしれないけど、
未だモヤモヤもがいてる自分のような厨二病さながらの人達にはグッと来るものがある評価が二分するような映画だったようにも思えた。

子供向けっちゃ子供なんだろうけれど、
夢を諦めきれない人、夢をみている人にとっては、十分楽しめる代物だったんじゃないかな、と。

なんか元気もらえたし、またガンバローみたいな気持ちになるし、

ちょっとまた違う系統になるかもしれないけど、個人的には直接的な訴えのプペルよりこっちのが好きだなぁ。

いやぁ〜なんだろね、感動したのかな〜、感動したんだろうなぁ〜。

後で知ったんだけど、長澤まさみだったんだね、歌心あるなぁ〜
泣けた。

今日もありがとね、じゃまたね〜!







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