マフラーと綴る12の話‐最初の話2024/9
前に書いたことがあったこのお話ですが2024年9月工房を引っ越しして新たなオープンをいたしましたので手直しいたします
前の投稿もそのまま残しています、わかりにくいですがそのうち完成版になってすっきりすると思うので(!?)しばらくは下書き、その時々の記録にお付き合いください
最初の話「シアワセノカタチ」
背中を丸めてちょっと前かがみ
胸の前の両手に大事な大事なものをそっとそっと抱えて
それが私の「シアワセノカタチ」
編み物してる時
赤ちゃんを抱っこする時
嬉しい手紙をもらった時
ほわんと温かい気持ちとともに
私の背中はちょっと丸まって胸の前で両手が重なる
わたしの「シアワセノカタチ」「シアワセノカタチ」
向かって左の小鳥の巣を抱えているくまにつけられているキャプション
私の両の手のひらで大事に大事に守るのは
小さな小さな小鳥たち
そのちいさな命に励まされ 支えられて
いきている 生かされている
マフラーと綴る12の物語-最初の話|こぐま工房 (note.com)
こちらはたったの一年前に書いた文章
ここに「ありがたいことに同じ場所で今日も編んでいます」という一文が入っています
あの日あの瞬間今泉台のあの場所で編んでいたことはもちろん幸せなことだったけれど、本当はあの時すでに居場所のなさっていうか居心地の悪さっていうか複雑な思いが色々ありました
誰のせいでもないよ、誰かを責めたいわけじゃなく商店街という特性のある場所だったので取り巻く環境はどうしても変わってゆく・・
居心地の悪さはあったものの「何で私が出ていかなくちゃいけないの?」っていう気持ちも常に常に付きまとってた
誰も悪くないけど、私に非があるってはなしでもないから・・・
でもこうして新しい場所で新たなスタートを切ってみれば
あの時に抱えていた複雑な気持ちやマイナスな感情はなんだかドラマの中の出来事のように現実感がありません、私はここに来るべくして来たんだと
自分で選び取った場所なのだと道なのだとそのことだけがはっきりと心の中にあります
ここでスタートできて本当によかった
本当に皆様の支えがあってこそです
ありがとうございます、これからもよろしくお願いいたします
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