Girls in a box

偶々だが写った並びを見ると、手前の9人はウチの娘以外、ほぼこの学校の選手だわ。いつもの事ながらそういう謎の運の様なものを持っておる娘氏。

本日も野球、野球の末に辿り着いた、某高校女子硬式野球部の立派な室内練習場。現状、ここにお世話になるわけではないので、こりゃ親の負担も大変だわと遠い目で見てしまった。しかし、子供時代にこんな素晴らしい施設で練習できるなんて何という時代。

今日を境に道を違え歩んでいくわけだけども、大好きな野球を続けていれば、またいつか同じチームなり、ライバルチームなり、またグラウンドで、親はスタンドか駐車場で、顔を合わせる事だろう。

早々に人生を決めて進む子もいれば、憧れの選手を見つけてグラウンドに立つ子もいるし、まだモヤモヤしながらも野球を続ける子もいる。グラウンドから体育館に場所を変えて輝き出した子もいる。

背番号1をチームに返した全日程後、来年度のエース候補の子が最後の最後、帰り際のウチの娘に、一緒に写真を撮ろうと恥ずかしそうに声をかけていたのが印象的だった。こうして野球女子達の輪は繋がっていく。

親は蚊帳を吊って外から見守るだけなんだね。