見出し画像

私が邦画ドラマを見ない理由

先日もなんで日本の映画は韓国に突き放されたのかと
そんな話になった。
 
韓国はエンタメを重要産業と捉え
海外映画の上映できる本数を法律で縛ったり
国産映画のチケットを安くしたりして醸成して来たので
差があって当然なのである。

演技・演出についても
あくまで生の舞台が1番みたいな感覚でやってるから
アドリブが出来る事がいい役者みたいな文化なんだろう。
(だから芸人さんの方が人気なんだろうけど。)

本来、脚本とセリフは一言一句、違ってはならない。
変わる、変える場合は脚本家(場合によっては原作者)に
確認・許可があってようやく変更できる。
そのルールの結果として役者の範囲が決まり、演技がある。

早く喋ったり、条件を揃えて
妄想が入る余地がない状態を作って表現させる。
役者さんが悪いわけじゃない。

なるほど。
確かに昔の映画は割と早口だったし、
漫才や落語もかなり早口だったように思う。

それに対し、面や人形、白塗りを用いて
意図的に無表情を作ってきたゆっくり系。
日本の古典芸能は実に興味深い。

能、狂言、浄瑠璃、落語などの古典芸能
答えはいつもそこにあるのかもしれない。
 
大学の指導教授がいつも言ってたな
『とにかく古典を読め』って。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?