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ほんまもんの褒める達人に出会った話。

人を褒めるのが本当に上手な人っている。相手をその気にさせる、前向きにさせることが、ごくごく自然にできる人だ。そんな強力な褒め達人に出会うことができた。

いや。出会ったというよりは、身近に存在していて、改めて再認識することができたという話だ。

コロナ禍以降、直接会うことが減っていた義父母に久しぶりに会って話をする機会に恵まれたのだが、もう義母の褒め方がすごいのだ。

僕:ダイエットなかなかうまくいかいないんですよね~

義母:でもキープできていてスゴイじゃない~♪

僕:息子が思春期でほんと嫌だとか、めんどくさいとか、しんどいとかしょっちゅう言うんですよね~

義母:〇〇ちゃん(長男)のいいところは、全部そうやって話してくれるところよね~♪

終始そんな感じなのだ。もう尊敬する。

実際、引退してだいぶ時間は経つが、地域の子育て支援センターで相談員のようなことを長くしていたから、子育てに悩む親御さんたちのメンター役としてしょっちゅう話を聞いていたはず。そんな経験もあるからかもしれないが。

アラフォーの僕でも、しっかりと自己肯定感が高まる感覚。
何より勉強になる。

そして「そこそこでええんやで」と、ハードルをいつもグッと下げてくれる義父もすごいなと思うのだ。うまいことオチをつける感じで、良い塩梅でええんやで~みたいに言ってくれるので、プレッシャーにならない。

子育てしかり。きっと部下育成しかり。ちゃんとしなきゃ、とか、こうでなけりゃ、という強迫観念に縛られていると、どんどん自信が失われてしまったり、自分がとれる選択肢が狭まっているようにも感じられる。

そう考えると、こういった義父母のような他者への関わりは本当に大切だと思うのだ。

二人してなんというか器が広い気がした。ありがたい限りだ。

ある日の出来事のちょっとした記録だ。


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