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色眼鏡越しに人を決めつけてはイケナイ

世の中の人々の価値観が多様になっている実感があります。つい先日、昼間の少し空いている電車の中で、ある女性を見かけました。いや、私の目が確かなら「女装している中年のすらっとしたオジサン」です。

色眼鏡、いわゆるバイアスがかかった状態で物事を一側面だけ見ていては、大切なことを見誤ってしまうかもしれませんよね。

ダイバーシティ&インクルージョンの視点で、ひとりひとりが自律的に考えながらふるまうことが求められますし、わたしも意識しているつもりです。

だからその"女性とおぼしき人"を、自分の固定概念だけで「こうである」と決めつけてはいけない!そんなふうに想いながら、世の中は本当に多様になったな~とシミジミしていました。降車予定の駅までなぜかぐるぐると考えていました。

しっかり胸もある(明らかにパッドだとは思う)けれど、すらっとしつつもとてもたくましい手足やゴツゴツした手、のどぼとけ。

それでも、女装が趣味の人もいるし、性の自己認識が異なるのかもしれないし、人それぞれなのです。

そして降車駅で私が電車を降りたところ、その"女性"も電車を降りました。が、少しアヤシイ動きを見せたかと思えば、ダッシュして扉が閉まる直前をねらって「女性専用車両」に乗っていきました。

ん??これはちょっと待てよ?やや危ないニオイがする。

仕草や行動って、観察していれば、何か企んでいることって察知できます。

わたしの結論としては「男性が女性専用車両で何かをするために計画的に行動していた」と感じました。電車は行ってしまいました。

オイオイ...と思いながら、改札に向かいました。

けれども、何もそれ以上の証拠もないですし、何か悪事を働いたところを見たわけではありませんし、最後まで本当のところは謎のままです。皆さんなら、どう思いますか??

今回は赤の他人の話です。街中のあるワンシーンというだけの出来事です。

これが職場だったら、話は別です。会社や組織には一定の規範や、目指すべき目的や、体現したいふるまいや、共通認識として持っておきたい価値観もある程度は必要だと思います。これらは組織ごとにきっと色があって、その上に成り立つ多様性なんだと思います。そして、その人の様々な属性は関係なく、ひとりひとり向き合うことの方が大事なんだと思います。

最後、話が少し組織の話になりましたけど、悪事をはたらくためのコスプレはアカンで!!!

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