見出し画像

生徒からの挑戦状

自分の指導を振り返る。vol.43

「徳之島に行ったときの感想文下さい」

徳之島プロジェクトという名の
私の娯楽プロジェクトの
ホームページ立ち上げに前向きな生徒からの
依頼という名の
挑戦状である。
(「の」はこんな羅列していいのかい?)

だって、そうでしょ!
生徒に「作文かけーーー。」なんて私が言い。
嫌々ながらも書く生徒が存在するからにして、
教師を演じて彼此15年以上のキャリアを持つ私が


「お断りだーーー」


なんて言葉を言いたいけど、言える訳もなく。
書かしていただきましたよ。
無難なんていう敵が頭の彼方此方に浮かびながらも
「自分らしさを出せ!」なんて呪いと自己暗示を浴びながらも
世界自然遺産に登録した徳之島への
リスペクトの精神を醸し出した文章を!

折角書いたからには、noteっしょって感じとなりまして。
一足早く(HPより)掲載するに至ったのだ。

徳之島日記
加藤利光

「日本では、最後の世界自然遺産となる場所」
環境省の方の言葉が、なんか重かった。それは、徳之島プロジェクトを立ち上げ、この地に見合う活動ができるのか?という不安であろう。
世界に誇るべき日本の宝であり、守るべき場所なんだという認識に至ったのは、徳之島に到着して数日の事。実感といった言葉がしっくりだ。

海、魚、アマミノクロウサギ、リュウキュウコノハズク、ソテツ・・・。
見える景色は確かに、日常とは掛け離れていた。旅の錯覚とでも言おうか、日常の変化を探って、無理に浸ろうと思っている感覚が否めなかった。
地元静岡の地も、誇るべき場所は沢山ある。徳之島を異次元な場所なんだと、無理に意識を持っていく自分がそこにはいた。

そう、あの時までは・・・。

この地に来た意味を、この地に来るべきだったと感じた瞬間が訪れたのだ。

徳之島の文化「宴」との出会いである。
自分をさらけ出し、他者との共演、恥を重んじる日本人から抜け出したい私の心が躍動した。一瞬でこの地に馴染んだ。
三味線、太鼓、歌声に、体を揺らす。いや、体が揺れる。
恥という守りの意識が、どこかへやら。恥を乗り越えた先に、島への愛を感じる自分がそこにはいた。
この島は、世界自然遺産であるが、自然だけではない。そこに住む島人の文化が伴って、この島をこよなく愛する者が大切にしてこその、世界で無二の場所へと至ったのであろう。

あの一体感は忘れない。
だから、現地でしか味わえない空気を吸いに、この地へ戻る。

作文ってなんだ?
自分らしく綴ればいいんだろ?

どんな場でも自分らしく生きろ!俺!

徳之島プロジェクトのポートフォリオ

ゴールは不明。
やる気は満々。
徳之島&三島の高校生の意地を最後まで見届けたいと思う。

乞うご期待!








生徒に還元😁子供に還元😆