【不思議な話】念能力があった小学生時代の回想

小学生の頃、僕自身に備わっていた不思議な力の話です。サイキックというのかエスパーというのか、適確な言葉が浮かびませんが、強く念ずることで意中の物体を体に引き寄せられる。そんな能力がありました。

念ずるだけでカードが当たる

たとえばカード当てです。昔はよく友達と一緒にトランプゲームで遊んでいました。大富豪やババ抜きなど、誰でも一度はやったことがあるごくごくふつうのゲームです。ある日のこと、友達がカードの束を床に置きながら「この中から、ハートのエースを当ててよと」とおふざけをはじめました。

僕が小学生だった約20年前は、サイキック番組全盛期の時代。当時テレビでよく観ていたユリ・ゲラーの真似をしながら、テキトーにカードの上に手をかざして、ひょいっと一枚つまみ上げる。そうすると、ほんとうにハートのエースを引いてしまったんです。

その後も友達が指定するカードを次々(たぶん20枚ぐらい)とつまみ上げてしまい、友達も驚いた様子でイカサマ師扱いしてきたのを覚えています。

もちろん、タネも仕掛けもありません。ただ、カードの絵柄を強く念じていただけ。当時は何の疑いも抱かず、たまたまた当たったのかな? としか思っていませんでした。

とはいえ、カード当てぐらいであれば偶然に偶然が重なって置きた奇跡といえるかもしれません。

あと、磁石人間だった

ただ、説明がつかない強烈な体験がもうひとつあります。まるで体が磁石になったように、小銭がおでこにひっついていったことです。

これも小学生の頃に体験した話。何のテレビ番組かは忘れてしまいましたが、海外のサイキッカーがおでこに一枚ずつ小銭を重ねていくパフォーマンスをしていました。顔が正面を向いている状態で地面と水平に小銭が重なっていくので、万有引力の法則から考えると絶対にありえないこと。

何となしにトライしてみようと、強く念じながらおでこに一枚押し当ててみると、見事にピタッとくっついたんです。一枚であれば、顔の脂のせいでくっついたといえるかもしれません。しかし、その後も続けていくと約10枚は重なってしまったんです。

重ねた小銭を中指おさえながら、指先から出たビームが小銭を貫いていくようイメージする。そう強く念じていると、不思議なことにいとも簡単にくっついていく。『ドラゴンボール』の作中で、悟空が瞬間移動するときに取るポーズを想像していただくとわかりやすいかもしれません。その場にいた父と妹がこのシーンを目撃しています。

説明がつかない話はほかにもポツポツとありますが、今回はまあまあ印象的なエピソードをご紹介しました。知人が体験した不思議エピソードを趣味で収集しているので、機会があれば披露したいと思います。

ではまた。

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