いかり豆太郎

趣味は読経と酒タバコ。怠惰と多情な人生を歩んでいます。

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キャバ嬢から聞いた「霊と人間の見分け方」がおもしろかった

以前霊感が強い女友達から、「幽霊と人間の区別がつかないことがある」と聞いたことがあります。 人間だと思って話していたけど、あとから友達に「ひとりで何話してたの?」と言われてはじめて、それが幽霊だったと気づいたのだとか。 その友達がキャバ嬢だったもので、「じゃあ、お店とか人がいっぱいるところでは見分けるのは余計難しそうだね」と言ったところ、おもしろい答えが返ってきました。 「幽霊は頭が上下動しないから、すぐわかる」これは、お店や交差点、商店街など人混みのなかで見分けるテク

    • 【終戦記念日に】特攻隊にいた祖父の命を救った不思議な話

       高校2年の夏、じいさんが死んだ。76歳だった。今から15年以上も前のことだから、生きていれば94歳ぐらいになる。 じいさんは、若いころは船乗りだった。立ち寄った港町で集めた海外の骨董品やヘンテコな人形、ただ派手なだけの絵画など、よくわからないものが実家の客間に飾られていたのを覚えている。 俺が物心ついたときには、とっくに仕事は引退していた。記憶にあるのはお茶を飲んでいるか、マイルドセブンを吸っているか、歴史小説を読んでいるかぐらい。ただ、船乗り時代に給油で寄港した港町で

      • 【不思議な話】 窓を開けて寝ると、ほぼ100%悪夢を見てしまう僕の経験

        理由はわかりません。それも春先だけにしか起こらないから不思議なもので。 今住んでいるマンションに引っ越してきたのは去年の5月ごろ。夏場はクーラーをかけたままで寝るようにしていたので、初めて窓を開けて寝たのは秋口でしたが、そのときはとくに何も不思議なことは起きませんでした。 この現象を体験したのは、今年の春のこと。初春らしい花の香りが混じった空気が心地よくて、ついつい寝入ってしまったある晩。なんだかとてつもない恐ろしい夢を見て、飛び起きた。悪夢を見ることなんて人生でもほぼな

        • 「空飛ぶ龍を見た」 友人が長野で体験した不思議な話

          以前、身代わり札に守られて生きる知人の話を紹介しましたが、 この話もそんな霊感体質のK子が長野県で体験した不思議な話です。 大学時代の夏休みの小旅行で、友人二人と連れ立って長野県の箕輪町を訪れた彼女。南アルプスの雄大な自然を眺めながら、おだやかに過ぎゆく時間。東京生まれ東京育ちの彼女にとって、風光明媚なかの地で過ごした数日は、今でも記憶に残る貴重な体験だったそうです。 ある日のこと。午前中から観光を楽しんだ一行は、休憩がてらに町内の公園に行ってみることに。広々とした公園

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          憑依されると、御札が消える--身代わり札に守られて生きる知人の話

          僕が出会ってきたなかで特に霊感の強いK子さんから聞いた不思議なお話。 極度の憑依体質というK子さんは、小さい頃から数々の霊障に出会ってきました。もっとも古い霊体験の記憶は、彼女のおばあちゃんとの出来事だったといいます。 「幼稚園生のころ、家の隣にあった物置小屋でよく遊んでて。ある日、小屋の扉を開けたら、小屋の梁におばあちゃんがチョコンと座ってた。当時おばあちゃんは病気で入院してたから、『お家に帰ってきたんだ!』と喜んだ瞬間、フッと消えてしまったの。当時は訳が分からず、めち

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          【実話怪談】電話越しの「ぃアぁぁぁぁ"ーーーーーーーーッ」

          この話は、会社の同僚・Kさんから聞いた心霊体験です。 大阪出身のKさんが高校時代、実家近くの焼肉レストランでホールのバイトをしていた時のこと。 彼女が働いていたのは住宅街のなかにあるお店で、ファミリー層を中心に品のいいお客さんが多かったそうです。バイト同士の人間関係、店の立地も良好。人生初のアルバイトにしては申し分のない環境でした。 ただ、ひとつだけ気になることがあったといいます。それが、同僚から聞いた「このお店は幽霊が出るらしい」という噂。 極度の怖がりというKさん

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          【不思議な話】念能力があった小学生時代の回想

          小学生の頃、僕自身に備わっていた不思議な力の話です。サイキックというのかエスパーというのか、適確な言葉が浮かびませんが、強く念ずることで意中の物体を体に引き寄せられる。そんな能力がありました。 念ずるだけでカードが当たるたとえばカード当てです。昔はよく友達と一緒にトランプゲームで遊んでいました。大富豪やババ抜きなど、誰でも一度はやったことがあるごくごくふつうのゲームです。ある日のこと、友達がカードの束を床に置きながら「この中から、ハートのエースを当ててよと」とおふざけをはじ

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          面倒くさくて7ヵ月家に帰ってなかったけど、久々に家に帰ったら、窓を開けっ放していたことに気づいた話。

          こんばんは。今日も泥酔ないかり豆太郎です。 彼女の家に居候して早7ヵ月。12月末に退職してから無保険状態が続いていまして、手続きに必要な源泉徴収票が届いていそうな期日になったということで、ひっさびさに自宅に帰ったんですよ。 小春日和の今日この頃ですが、玄関扉を開けてビックリ。もちろん電気は止まっているわけで、目線を足元に落とすと、うず高く積もった公共料金の請求書の山が。 これは怠惰の思い出。居候する前も電気やガスはよく止まっていたのですが(水道だけはうんちが流せないので

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          神社は“オンライン”、お寺は“オフライン” 霊体との通信状況という観点で考える、「寺社」の音程の違い #2

          こんにちは。この正月、あまりに暇すぎて神社とお寺では、構成されている音程が違うかもと思ってしまったいかり豆太郎です。そして今日も酔っ払っています。 信仰心にあつくない僕の観点にはなってしまいますが、神社では鈴の音、賽銭箱に投げ入れるときの小銭の音、お祓いに使う幣と、どれも高い音ばかり。一方のお寺は、鐘の音、お坊さんの読経の声など、低い音ばかりを耳にしていたような気がします。 もちろんお寺でも、木魚やお鈴など高音が鳴るものもあります。ただそれは、霊体と交信するタイミングで鳴

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          夜に口笛を吹くとなぜ蛇が出るのか? 神社とお寺の“音程の違い”について考えてみた #1

          こんばんは。一年以上ぶりの更新となってしまいましたが、ライターながら筆不精ないかり豆太郎がお送りします。 この1年、離婚や2回の転職、アルコール漬けの毎日と、ずいぶんディープな体験をさせてもらいました。 「人生って、一筋縄にいかないもんだな~」と鬱々とした日々を過ごす中で、ついどうでもいい空想に耽るようになっていまして。今回のテーマも、そんな文脈でふと思いついた些末事とお考えいただけますと。 そもそもこの違いに気が付いたのは、小さい頃におばあちゃんから言われたこんな言葉

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          お風呂場でタバコ吸い続けたら、吸い殻の山がアートっぽくなったよ!

          こんにちは!シャワーを浴びている時でもタバコを吸っちゃういかり豆太郎です。誰も見ていないと思うので、ここでクズ話をひとつ。 シャワー中でも喫煙しちゃうぐらいのタバコの権化な僕。そして3年間、一度もゴミ出しをしたことがないぐらいゴミ出し不精でもあります。 溜まったゴミはベランダに保管しているんですが、この前たまたまベランダをのぞいたら、ゴミ屋敷然とした凄惨極まる状態でした。 まあその話はいいとして、サムネでも披露している通り、お風呂場もいつの間にかイカついことになっていた

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          【爪が伸びすぎて】薬指と中指が、剣と鞘の関係になる

          新年明けましておめでとうございます。31歳のしがない編集ライターのいかり豆太郎と申します。 誰が見るわけでもないと思うので、ここで僕のクズ話を少々。 何を隠そう、僕は極度の面倒くさがり屋であります。タイトルにもありますが、爪を切ることすら面倒臭いんです。まあ一応会社員をやっているので、指の爪にはある程度気を使っています。でも、足の指の爪は伸ばし放題です。彼女の前で裸足になった時に「キモいから切って」と毎回引かれるんで、そのタイミングで切ります。 でも、そもそも足の指の爪

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