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アーツ前橋①

群馬、茨城、栃木…この3県の争い、よくメディアで見かけますが、
私個人的には群を抜いて群馬に一番行ったことがないかも。
昔スノボによく行ってたころは関越自動車道を通り、沼田まで日帰りで行ってましたが、ここ前橋は実は初めてなのではないか。
少なくともざっと思い当たる思い出を脳内検索しましたが、来たことが無いような…。

「ニューホライズン 歴史から未来へ」。
昨年の秋から開催されていて、来たいな~と思っていて、ちょうど同じ群馬で前から行きたかった原アークミュージアムもこの週末を過ぎると冬季休業に入るようだったので、併せて行ってみようと思い、行ってきました。
年明け早々悲しいニュースが多くて辛いですが、年明け一番に観た企画展としてはまさにちょうど良いタイトルの企画展でした。
いつもの如く写真には収めることはできませんが、ジェームスタレルの展示も1つあって感無量でした。

前橋は駅前ですら賑わっているとは言えず、お世辞にも、活気があるという感じではありませんでしたが、ここもまたアートの力を使って街を新しい形に持っていけないかという模索をされているのはとても感じました。
アートを取り入れることで上手くいっているところ、そうでないところがあるかと思いますが、上手く共存を越えて、シナジーが出していけるといいですよね。

外観も素敵
図書室の本もアート関連で興味惹かれるものばかりでした
ロゴとフォントも可愛い
トイレの表示も

武田鉄平

武田鉄平さんの絵。解説を観る前に読んだので、まんまとだまし絵にだまされました。
てっきり厚い絵の具で描かれていると私も思ってしまいました。
SNSをきっかけに有名になったというのも頷けます。

遠目で見ると厚く画材が塗られているよう
実は塗られてません。平面。トリックアートのよう。

袴田京太郎

シュールなんだけど見入ってしまう。気になったので少し調べてみたら袴田さんの作品、ネットで買えるのですね。

オシャレな小便小僧
怖さと可愛さが同居している
シュールすぎる

スプツニ子!

かなり会場の中でもインパクトのある作品でした。
ブルー好きの私もけっこう長時間、色々な角度から鑑賞させて頂きました。

ブルーとブラックライトの共演
純粋にブルー好きとしてはかなり魅力的な作品

ザドック・ベン=デイヴィット

ザドック・ベン=デイヴィットの作品。これは圧巻。白い砂の上に、約6,000個の金属のシートをカットアウトした人間の姿を並べている。
タイトルも秀逸で、「見たことはあるが会ったことはない人びと」。
その通りだなと。人間社会の縮図のような作品でした。

小さな人たちの顔も全部見てしまう

オラファー・エリアソン

オラファー・エリアソンの「4つのサンクッカーライト」
光や影を使った作品が多く、オラファー・エリアソンも好きなアーティストの一人です。
子どもの頃、このサンクッカーライトで料理したの懐かしいな。

存在感


山口周

山口周の「MOBIUS NO.17」。シンプルにかっこよかった。

レフィークアナドール

この企画展で唯一動画を撮ってもよいことが許されている作品。
レフィーク・アナドールの「LAの風/太平洋/カリフォルニアの風景」
カリフォルニアの自然をテーマにした既存の作品を「ニューホライズン」というこの企画展のテーマに合わせて作り直しているのだそうです。吸い込まれそうでした。

暫くの間見入ってしまう(見入っているのは私ではないw)


この次はアーツ前橋周辺のアート施設に関して…。

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