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はらうサブスクより、もらうサブスク

こんばんは。ニノです。

今日はビジネスにおいて、どのように売上を生み出していくのが理想なのかをお話します。

もう既にタイトルに答えは書いてしまっていますが、現状ではこの「サブスク」を受け取る側にまわるようにビジネスを設計することが理想だと考えています。

サブスクとはなんぞや、を簡単に説明しますと、サブスクリプションを略した言葉で、もともとの語源は、雑誌の予約購読や年間購読という意味から来ていましたが、今では料金を支払うことによって、一ヶ月や一年などの一定期間サービスを使う「権利」を得られるビジネスモデルのことを指すようになっています。

コロナ禍での引きこもり中に、NetflixやAmazon Prime、Huluなどで映画を見まくった方も多いと思いますが、そのサービスもわずか月々の支払い1000円ほどで、無限にも見える量の映画を見ることができますので、とても人気の高いサブスクのサービスとなりますね。

ここで、サブスクでお金を受け取るとはどういうことか、を説明します。

先に、支払う側から見たサブスクを見るとわかりやすいと思いますが、先程のサービスのように、月額を「先に」払うことで、支払っている分の期間サービスを受けることができます。1000円を先払いして、映画を見まくれる1ヶ月を手に入れる、というわけです。

ここで、1ヶ月後には継続をするかどうかを考える時期もやってきますが、この時にもしこの式が成り立っていれば、基本的には継続となるでしょう。


サブスクに支払う価値(お金や時間) < サブスクから受け取る価値


基本的にサブスクは、入会も退会も簡単なことが多いです。
(逆に言うとそれを難しくしているサブスクと謳っているサービスは、本来のサブスクの目指す姿ではないと考えています。)

ですので、もし以下の式の状態になった場合には、簡単にやめることにもなります。


サブスクに支払う価値(お金や時間) > サブスクから受け取る価値


上の式のように、価値とは金額だけで決まるものではなく、例えば今は時間がないから映画見れないやー、となればしばらく止める。
でも、時間ができたら復活も簡単、ということです。

支払う側にとって大変メリットのあるモデルですが、これは受け取る側に持ってもメリットが大きいモデルになっています。

受け取るサブスクのメリットを簡単に言うと、キャッシュフローの安定化と営業活動が蓄積される部分になるかと思います。

まずキャッシュフローですが、1件1件の金額は通常はこんなに安くて良いのん?と思わせるほどに、安く設定していることもあり、基本的には継続されることが多いです。また、やめられる場合も、1件あたりの影響力は小さいです。

一般的なビジネスモデルでは、そのビジネスで固定でかかる経費を、営業活動を行うことで、徐々に徐々に支払っていき、月のある時点からようやく利益に転じる形となります。

しかし、サブスクの場合は、先払いとしてお金が手に入るわけです。つまり、一瞬にして固定費の部分の経費分は回収します。そして、ユーザ数が多ければ多いほど、利益も拡大していきます。

例えば、Netflixへの支払いが月額1000円だとした場合、そのうちの500円ほどが実際にかかる一人あたりの経費だとすれば、500円がNetflixが得る利益となります。そして、これが基本的には来月も再来月も・・・と続いて受け取ることになるわけです。

ですから、この体制を作るための営業活動となります。
例えば数ヶ月はまるまる損をしたとしても、それ以降には利益が上回るので、大胆な広告や、初月無料、などをやっても大丈夫なんですね。


ここまで、大企業での戦略として例を紹介してきましたが、これは個人でのビジネスでも展開が可能なんです。

例えば、コミュニティやサロンなども、サブスクだと考えて良いですね。


サブスクに支払う価値 < サブスクから受け取る価値


これが常に維持できるように、事業者としての努力は必要となりますが、サービスを健全に続けていくと、受け取る金額も安定し、拡大していけるので、そのお金をコミュニティやサロンなどをより良くするために使っていけば、サービスの提供者もサービスの利用者もお互いにとって、良いものになっていくというわけです。

実際に僕は、サブスクのモデルを採用して、収益を得ていますので、実際に個人でどう取り組めば良いのかも、ここでお話できればと思います。

今日もありがとうございました。


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