見出し画像

屋上って絶対もっと活用されるべき場所だと思う話


新型コロナウイルスが流行り出して、室内で集まることになんとなく罪悪感を感じてしまうようになって、安心できる場所、しかも都会で。って時に改めて屋上っていいなあと思うのです。三密回避、下界との適度な隔離感、良いアイデアもたくさん湧いてきます。

Chapter Two Tokyo

オープン当時から度々遊びに行かせていただいている浅草のゲストハウス、Chapter Two Tokyo。ここで屋上に目覚めたと言っても過言ではありません。現在はコワーキングスペースとしても貸し出していて、お天気のいい日はここで仕事することもできます。最近はお昼にBBQができるプランがあったり、夕方にヨガやカポエイラのクラスもやっていたりと隅田川とスカイツリーを臨むロケーションを最高に活用中。

画像2

夜になるとこんな感じ。スカイツリーの照明は毎日色が変わるので、それを見るのも楽しいのです。とにかく隅田川とスカイツリーがここまで美しく見える場所はないと思っていて、世界の人に広めたい屋上(笑)。

画像1

HOTEL CLASKA

東京都目黒区、東急バス清水営業所近くのリノベーションホテルの元祖、HOTEL CLASKAは2020年12月でクローズしてしまうけど、ここの屋上は素敵。周りに高い建物がないので9Fでも景色が楽しめるのです。屋上で映画上映などやっていたことでも有名ですよね。定期的に屋上を活用したイベントをやり続けてきた功績は大きいと思います。

画像3

Mojito Terrace Lounge AHINAMA

赤坂のビルの屋上にあるキューバ料理屋さん、Mojito Terrace Lounge AHINAMA。ここのテラス席も最高です。キューバ料理や本格的なモヒートが楽しめるというのも最高。2年前くらいは友達のミュージシャンが度々ライブをしていました。またここでライブを楽しめるといいなあ。
(追記:自分の写真がなかったので、ここでライブをよくやっていた友達のヴォーカリスト、ナオミータに写真をいただきました!)

画像4

画像5


日本でも流行っているらしいルーフトップバー

何年か前にシンガポールで1-Altitudeというルーフトップバーに連れて行ってもらい、そのゴージャス感に思いっきりビビりながらも「いや日本ももっと屋上開放するべきでしょ!!」と言っていたのですが、最近は増えているみたいですね。現実味がなさすぎる場所もあるそうですが、活用事例が増えているのは嬉しい限り。

なぜ屋上は閉鎖されてしまったのか

一方で、ずっと集合住宅暮らしの私ですが、屋上が開放されている物件に住んだことが一度もありません。確か小さい頃に住んでいた団地は、最初は開放されていたのですが、飛び降りとかが何件か起こってしまい・・・残念ながら閉鎖に。それからなんども引っ越しましたが、屋上が使える物件はひとつもありませんでした。その理由が最近モヤモヤしていたのですが、色々解説してくれているサイトがありました。

基本的に現在は、「一般的なマンションの屋上は『契約上・管理規約上立ち入り禁止』となっているのが基本」なんだそうです。確かに貯水槽とか電気、ガス系統の管があるところは多いです。特に古い物件ではむき出しになってますよね。また、屋上の床面が傷つくと困るなどもあるようです。

もっと屋上でできること、あるはず。

そうは言っても特に広いスペースが取りにくい都市部では屋上の利用って絶対必要だし、ここにしか未来はないと思うのです。そして、安全上の問題がネックになるなら、それを防ぐような工事に対して助成を行うなども必要ではないでしょうか。

最近は屋上緑化に対して補助を行う自治体は増えているようです。しかし、もっと広い範囲に適用して、水道、電気などのインフラの配管を見えないようにする、屋上の床面を補強する、住民がしっかり管理できるようなロックシステムをつける、雨の時用の簡易ルーフを設置する・・・など屋上の活用に対して、もっと積極的に取り組めるような動きが出て来れば良いなと思います。
(そんな動きが実際にあるようであればぜひ教えてください!)








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?