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トコトコのピックアップ

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気になった、忘れたくないノートを集めています。
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2019年10月の記事一覧

【新しい健康と、老い、病い、死。オレンジが支えるものは】

健康とは何か? 昭和時代は「長生きを目指す」という共通の価値観を叶えるのが健康だった. だから、一律の健診や、病気になったら全員が同じ治療を受ける、 そのために整備されたのが全国どこでも同じ治療を受けられる仕組み. 令和時代は、長生きはある意味達成され(人生100年時代)、個別性・多様性が発信され、認められ、“その人らしく”生きる時代. 人間は必ず死ぬ その人らしく病を持ち、その人らしく死ぬことを支える 今の時代にあった 医療や福祉が必要  昭和時代は「老」も「病」も「死

重力の勾配がそこにあると、そもそもスポーツが成立しない。

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。  コミュニケーションの本質は対等性にあって、年齢とか性別とか職業とか地位とか関係なく、フラットに対等にしゃべることができたときにもっとも効率よく実質的な情報交換ができる。  どちらかが自動的に偉いことになったり、遠慮したり、油断したりすると、それだけコミュニケーションの質は下がる。  同じ高さだからこそ、たのしく球を打ち合うことができる。重力の勾配がそこにあると、そもそもスポーツが成

根拠のない自信は、偶有性の海に飛び込むジャンプ台

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。  根拠のない自信を持て。  それを裏付ける努力をせよ。  すべての子どもは、根拠のない自信を持っている。そして、さまざまなチャレンジをしていく。いきなり飛び込んでいく。  大人になって、根拠のない自信を持っている人がときどき失敗するのは、それを裏付ける努力、チャレンジをしないからだ。  根拠のない自信は、偶有性の海に飛び込むジャンプ台である。  ジャンプ台の上に立って、あれこれと

ずっとこともなげに始め続ければ、晴天の下で活動できる

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。 始める前には、ついいろいいろと考えてしまいがちだけれども、始めて見ると、結局集中している時間があるだけで、案外スムーズに時間が経ってしまったりする。 始める前にどうしようこうしようと心配する中で、暗黒が膨張してしまうところがある。 こともなげに始めてしまうことで、暗黒の膨張をふせぐことができる。 ずっとこともなげに始め続ければ、晴天の下で活動できるのだ。 とりあえずこうやってメモ

差し色としての希望

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。  良いときも、悪いときも、人生というのは決してひとつの色ではないわけで、自分の人生の景色を注意深く見ると、必ずそこにはさまざまな色がある。  だから、悪い時も、自分の人生が悪い一色ではないということをちゃんと見ればいい。必ず差し色としての希望がある。  逆に良いときも、風景のどこかに黒雲があるかもしれない。そのような不安の差し色も人生をぴりりと締めてくれるスパイスとなる。 とりあえ

自分は世界を構成しているうちの一つ

『はたらく細胞』という漫画を読みました。 人体の中が舞台で、赤血球や好中球などの各種細胞が、それぞれ擬人化されていました。 そしてウイルスや花粉などの外敵と戦い、身体の平和を守る、という内容です。 「自分の考えと同じだ!」と衝撃を受けました。 なぜそう思ったかと言うと、この考え方は、大学生時代に免疫学や生理学や組織学を学んでいた時に、ぼんやりと頭に浮かんだものと、ほとんど同じだったからです。 その後、顕微鏡を覗いたり色々な生物の体を見るにつけて、はっきりと形づくられていきま

お金の旅路

小さい頃に『ニルスの不思議な旅』という本を読んだ事があります。 ニルスと言う名前の小人が、ガチョウに乗って様々な所を旅する、というお話しだった記憶があります。 不思議なお話しが多かったのですが、未だに記憶している、とても惜しいと思った一話があります。 昔の記憶で詳細は定かではありません。 誤記があるかも知れませんが、どうかご容赦ください。 ある街を歩いていたニルスは古びて汚いニッケル銅貨を見つけます。 何となく拾うのが躊躇われて、そのまま拾わずに通り過ぎました。 夜になって

魂の自発的呼吸の一つの徴表

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。  自分だけの言葉を持っている人は強い。  文章でも、公の場での発言でも、その人が咀嚼して、その人の体を通ってきた、その人だけの言葉は強い。  逆に、ただ他から来たものをトラップしてパスしただけの、あるいは受け売りの、または権威や大勢に従った言葉は虚しい。  自分だけの言葉を持つことができているかどうかは、その人の魂の自発的呼吸の一つの徴表である。  とりあえずこうやってメモしてお