見出し画像

2019年台風15号被害で千葉県鋸南町へ(1)

あれから一年 千葉県に大きな被害を出した台風15号
当時は、全く情報がなく、お友達のFacebook投稿を11日の朝に知り
様々な関係者と連携し、G72BOXを持って9月13日現地入り

画像6

被災しているという事を発信したのは、清水多佳子さん 彼女の機転が様々な情報が県外に拡散され、多くの人達が知ることになる一つの切っ掛けでもあった。話を聞いた。

画像3

彼女は、地域おこし協力隊として鋸南町に赴任中に、この災害に遭う。あまりの被害の大きさに連絡を取りたくても停電で、ネットも何も繋がらない。彼女は、とっさに鋸南町を離れ都内に入り、情報発信を考えたとの事。その投稿が多くの人達の眼に触れることになった。

画像4

画像5

自宅が被災し、命拾いした女性(写真左)は、深夜1時頃、あまりの強風に恐怖を覚え、家の中心にあるトイレに駆け込んだと。瞬間的にここが一番安全だと感じ、恐怖の中を耐えている中で停電となる。その時の事はあまり覚えていない。。。と

長期間の停電が続いた事で、町からの連絡はなかなか届かず、支援物資が役場に届けられていても、住民は受け取りに行くための交通手段がない。電気もなく、大変な日々だったと。

画像5

この台風災害は、大きな教訓を残してくれました。自宅避難の恐怖。ここは大丈夫と言うバイヤス判断は、大変な事に繋がるという事。

画像6

今年の台風10号では、多くの方々が事前避難を実行。コロナ感染含め、何事も事前避難をする事で、命を護ることに繋がったのかもしれない。

様々な経験の中から、生活の中に、自然災害との共存を前提として生きていく。
現地で確認できた新たな事、多くの人達の知恵と経験を、これからの災害対応に活かしていく事で、減災に繋げる事が可能となる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?