災害発生から混乱する72時間を救いたい!!
7月11日
G72災害支援プロジェクト 株式会社ミューチュアル・エイド・セオリーは設立8年目を迎えました。
これまで、本当に本当に多くの方々との御縁を頂きました。事業がここまで進められた事は、その方々のご支援のおかげです。心より深く感謝申し上げます。
東日本大震災を切っ掛けに考えた仕組『G72』
2011年4月に、ビジネスモデルとして仕組を考え特許出願、その後世界的なコンサル会社からの支援を頂き、共に戦略的にスタート。しかし、進める中で想定されていた様々な課題を解決する為に戦略変更、一旦保留とし、本来の地域活性化事業に集中する中で課題解決を並行しながら推進・・・
その後、2016年4月に熊本地震が発生。
この地震を機に、何としてもG72実現しなければならないと心して同年9月に記者発表 日経新聞が取り上げてくれ掲載となりました。
しかし、その背景には
大樹生命(三井生命)社の皆さんが第一支援者となり、その後トーマツの方々がチームを組んでサポートに加わり、更に多くの方々が賛同し社名を出して頂く事が出来た為、発表が実現したのです。
その頃は、構想だけて何一つカタチになっていない。しかし、一日も早く社会にこのような仕組があるという情報を発信する事が優先だ。と考え発表。
いつ私自身も被災するかも解らない。更に、命を落とす事になるかもしれない。その時に、この仕組が伝えられないままで終わる事は駄目だと考え、早急に発表する事で、必ずこの仕組は必ず実現出来る! 社会にとって必要であれば。必ず良き御縁に繋がると信じて実行しました。
その後、自衛官OBの方との御縁に恵まれ、G72チームに参画頂く事になり、更に多くの自衛官の方々をご紹介頂きました。また、全国の各方面隊での式典にも出席させて頂く事で、自衛隊の活動を学ばせて頂きながら、様々な経験をさせて頂くという御縁に恵まれたのです。この事業に自衛隊という組織力は不可欠であった為、出逢いに感謝しました。
推進するにあたり、言葉に表せない程の山あり谷ありの御縁に恵まれ鍛えられ、その度に信頼する士業含め専門家の方々のアドバイスを頂きながら、カタチになってきました。
時の流れと共に、【G72BOXが完成】し、【支援購入企業】として日本パレットレンタル社・全日本冠婚葬祭互助協会他、そして、【事前備蓄受入自治体】として日本ジオパークネットワーク・売木村・泰阜村との協定もスタートしました。
既に、事前備蓄は鹿児島県屋久島の口永良部島には島民全員分が備蓄完了。
先日の豪雨で警戒レベル5となった売木村にも備蓄推進中。
【物資調達】は、衛生用品としてユニ・チャーム社・感染症対策でN95マスクとして重松製作所・アレルギー対応食品として大潟村あきたこまち生産者協会等多くのメーカーと契約
【G72BOX梱包チーム】には障がい者施設、墨田区すみだふれあいセンターの方々が参画。墨田区職員の皆さんと共にとても丁寧な仕事をして頂く事で実現。これから全国のG72梱包チームのモデルとなり活躍して頂きます。
更に、これまで必ず問われた「事業は良いけど、本当に届けられるの?」に対し【G72配送ロジスティクス】は、陸はヤマト運輸社に空は日本航空JAL社と体制が整いはじめました。あとは、海ですね。
また、【G72備蓄拠点】も全国に先駆け7月1日東京立川に開設
G72BOXは、全て受注生産で行い【シリアルナンバー管理】で保証期間含め、備蓄場所から活用報告迄の【管理体制】も確立
【運営体制】としては、其々のステージで、得意分野で参画してくれた企業メンバーが集まりチームとなり、共にプロジェクトの実現に向けて、支援活動して頂いています。
どうなるかもわからない、世の中にない新たな仕組を構築すると決めた私に対して、リスクとの背中合わせを覚悟して
共に応援し協力し続けてくれてる皆さん、おひとりお一人のお気持ちの集まりで、今の結果を創り上げてきています。
全て御縁を頂いた皆さんに感謝の気持ちを込めて
これから、いよいよ次のステージがスタートします。
現在、九州豪雨災害として多くの方々が被災されています。
今回、被災された自治体の方々や、今後の災害を想定し全国の自治体よりG72BOXに関して事前備蓄支援要請の相談が届いています。
これから、更に梅雨末期そして、次は台風。必ず日本が襲われる首都直下型地震・南海トラフ巨大地震・北海道太平洋沿岸地震等、多くの自然災害に対し、その要請に対応する為に、新たな仕組を次回発表させて頂きます。
全国にG72BOX事前備蓄の実現に向けて
今後共、宜しくお願い申し上げます。
令和2年7月12日 有馬朱美
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