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生食用の牡蠣の洗い方

スーパーの鮮魚売り場でもよく見かける
生食用の牡蠣ですが、

「食べる前に洗ったほうがいいの?」
「下ごしらえは必要なの?」

そんな疑問をお持ちの方も
意外と多いのではないでしょうか。

”生食用”と記載がある牡蠣は出荷前に
洗浄・殺菌処理が行われているため、
他のお刺身のようにそのまま食べても
問題はありません。

しかし、やはり生ものということで
そのままだと生臭いニオイが気になったり、
汚れやヌメリが残っている場合もあるので、

食べる前は簡単な下処理として
軽く洗うのがおすすめ
です。

牡蠣の洗い方としては、
次の3つの方法がよく知られています。

①塩で洗う
②片栗粉で洗う
③大根おろしで洗う

塩で洗う方法

もっとも手軽なのは塩をで洗う方法です。

①牡蠣をざるに入れます。
②3%程度の塩水につけて軽くもみ洗いします。
③塩水につけたままふり洗いをします。

真夏など水温が高い時期は、
最後に氷水でしめる
と食感が良くなりますよ。

もちろん塩で洗ったからといって、
牡蠣がしょっぱくなることはありません。

片栗粉で洗う方法

片栗粉を使って洗う方法は
中国料理の技法で、
旨味が逃げにくいと言われています。

①ボウルに牡蠣を入れます。
②片栗粉を大匙2杯ほど振りかけ、軽く混ぜ合わせます。
③片栗粉が汚れを吸着して灰色になってきたら水洗いします。

この洗い方は牡蠣フライや炒め物など
加熱調理するときの下ごしらえとしても
おすすめの方法です。

大根おろしで洗う方法

大根おろしを使って洗う方法は
日本料理に伝わる技法で、
牡蠣の生産業者にもこの洗い方を
勧める人が多くいます。

大根に含まれるたんぱく質分解酵素には、
ヌメリやニオイのもととなる汚れを
キレイにする作用があるのだそうです。

①ボウルに牡蠣を入れます。
②大根おろしを汁ごと入れ、軽く混ぜ合わせます。
③大根おろしが汚れを吸着して灰色になったら水洗いします。

どの方法で洗う場合も、
力を入れてゴシゴシ洗ってしまうと
傷がついて旨味が逃げてしまいます。

水の中で牡蠣を優しくすくいあげる感じで
優しく洗いましょう。

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