自己紹介(強迫性障害から医学部へ)

 忘れもしないあれは中学3年生のと時だった。9月のある日、僕は全く勉強ができなくなった。

 当時、関西の有名進学校を目指して勉強をしていた僕は、勢いに乗っていた。在籍していた塾は灘高校のような超進学校に合格する猛者もいた。そんななかで難なく理科や数学で1、2番をとる。頭の中は凄くクリアでどんな問題でも解ける気がした。問題が自分に答えを囁きかけてくれる、そんな感覚すらあった。

 だが、その日、僕は頭の中に渦巻くノイズに気が付いてしまった。雑念や音楽、普段はあたりまえのものとして気に留めもしなかったものに捉われた。その瞬間から透明な世界は音をたてて崩れていった。勉強に集中ができない、本が読めない。強迫性障害の発症である…

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 てな感じで、中学3年生のころ神経症、強迫性障害になりました。その後、高校へ行けなくなり引きこもりを経験し、現役時のセンター試験は3割(苦笑)の自分が森田療法や仏教、西洋医学、様々な人々との出会いを通して医学部に入り精神科医を目指す、その過程、経験をまとめたくてNoteを始めました。

関心の対象はプロフィールにも書いてますが

東洋思想 (禅、浄土真宗、老荘思想、東洋医学、京都哲学)      
精神療法 (森田療法、マインドフルネス、ACT、MBSR、認知行動療法)
受験・再受験(医学部、獣医学部)

などです。

記事はゆっくり、確実に書いていけたらと思います。読んだ方に何らかの形でお役に立てれば本望です。よろしくお願いします!

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