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102\\\ 薔 薇 の 呼 吸 ~*(その4) ひとつになって「宇宙」になる。

『薔薇の呼吸』になるための解説です。
前のページの続きです。

今回は(1)(2)(3)(4)のうちの(3)です。


(3)自分と対象体(薔薇のことです)を結ぶためのテクニックやトレーニングのやり方を知っているし持っている。飽き知らず。好き嫌いを超えた非感情系のエネルギーで目の前の壁を通り抜ける感覚を持っている。後に引かない性質。または対象体に対する「カタリカケ技法」を持っていて使える。


この(3)になりますと、対象体に対する気持ちや情熱、相性の良さや好きという思いではなく、自分の理性的で論理的な理由で対象体に向かうということを説明しています。


ビジネス的といえば良いでしょうか。損得や利害関係を考えて動ける人。良く言ってしまえば自分を満足させることよりも他者や社会やものごとを成功させるために自分を奮い立たせるタイプでしょうか。


おそらく結婚などを決断するときも、好き嫌いの視床下部を使って考えるよりも、前頭葉で答えを出して行動するタイプでしょうか。脳内コンピューターが計算して良い結果を想定出来た時に、そこに行動を結びつけるわけですね。


たとえば、ヨーガや禅の修行では、目の前にひとつに『点のマーク(・)』が描かれたものと向かい合い、それとひとつになりなさいというようなことをさせられることがあります。


(1)や(2)の例で考えれば、こんな『点のマーク(・)』を見たところでそれを好きだとか相性が合うとは思えないものです。それよりも目の前の対象体をアレコレ考えずにひたすら「見る」をおこなって、それに没頭するくらいの方が良いかもしれません。


マインドフルネスの世界ですね。


マインドフルネスは、禅の世界をビジネス版としてスキル化させたものと言われてます。アメリカで主流です。過去や未来を考えずに、「今」目の前に見えている対象体に意識を向かわせる。とにかく「今」なのだと。そのようなことです。動ではなく、静の中に「今」を置いてみる。


そこには、主観的な感情を入れない一体感が生まれます。好きだから、相性が良いからではなく、メソッドとしておこなったら結果があらわれて、それを自分のスキルにした。


技法としての『薔薇の呼吸』です。


いかがでしょうか?

はじめのイメージの『薔薇の呼吸』ではない感じもいたしますが。なにかのことで出会った「薔薇」とのお見合い結婚が成功したという感じですね(笑)


『薔薇の呼吸』はシリーズで書いてアップしてゆきます。
次のページへとさらに続きます。

「呼吸」のつくり方。

・~ 薔 薇 の 呼 吸 ~・

この『薔薇の呼吸』をいちばん素晴らしい「呼吸」といたします。
薔薇を宇宙と見立てた「呼吸」なのです。

しらのゆきひと///呼吸のデザイナー

アメブロにも書いてます

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