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103\\\ 薔 薇 の 呼 吸 ~*(その5) ひとつになって「宇宙」になる。

『薔薇の呼吸』になるために。
前のページの解説の続きです。

今回は(1)(2)(3)(4)のうちの(4)です。


(4)運。直観。ひらめき。無心で入れた。神秘体験。我欲が無くて無欲ゆえに出会った何か。なにかのお導き。特殊体感の持ち主。自他の境界線が薄くて一体感を感じやすい。異常な集中力を持っている反面一般のことが出来ない場合がある。好みの偏りと対象体(薔薇のことです)が一致している。


(4)では自分の中の個人感情や数量計算や計画ということが前提にはなっていません。その場の成り行きのような、パッと思いついたような、いきなり自分がゾーンに入ってしまって動き出すという世界です。


『薔薇の呼吸』という、最終的に完成された世界に向かうために行動する姿を考えるというよりも、今の自分がどこに居るのかもわからないまま、神秘脳の状態のままで前に向かってゆけるタイプなのでしょう。


天才とナニカは紙一重といいますが、一般常識や他人の眼などは気にしないままその対象体(薔薇のことです)に夢見て恋して・・・なのでしょう。一番はとにかく「考えない」で「感じる」ことだけで進んでゆける感性です。


選択肢がふたつあって、常時どちらに行こうかと思考している、という論理ではありません。もう、常にコチラだけの世界に脳が片足入っているわけですから、それは集中力も半端ではありません。


それは、神に向かうのかホトケに向かうのか、あるいは闇に行っているのか光に向かっているのかも、本人にはわかっていません。本人にとっては、すでに『薔薇の呼吸』の真っ只中にいらっしゃいます。


恋をしたまま、覚めずに、日常に戻らず、周囲とのつながりも考えずに、とにかくずーーっと目の前の「薔薇」一筋なのです。


これはもう、とにかく前に向かって行ってみないとわかりません。誰も止められない。成功や失敗など、本人にはあまり関係はないかもしれないのですから。すでにその人にとっては、常時『薔薇の呼吸』にいらっしゃいます。


神秘世界、宗教的世界、理想郷を掲げる人、スピリチュアル系、一種のカリスマ、などの世界に属するのだと考えられます。また、そういう人に共感して道を共にする人も出てまいります。その集まりはさらに同調・共感・共鳴し合い、濃厚な思いになってゆくのです。


このようになるには、「考えて」出来るわけではありません。一種の脳内自然現象とも言えますし、共感から出来上がるとも言えますし、なにか「第三の存在」からのお導きが働いているのかもしれません。


それはもう、その人にとって、宇宙とひとつであり、ひとつになって宇宙であり、その人自身が「薔薇」であり『薔薇の呼吸』なのです。


『薔薇の呼吸』はシリーズで書いてアップしてゆきます。
次のページへとさらに続きます。

「呼吸」のつくり方。

・~ 薔 薇 の 呼 吸 ~・

この『薔薇の呼吸』をいちばん素晴らしい「呼吸」といたします。
薔薇を宇宙と見立てた「呼吸」なのです。

しらのゆきひと///呼吸のデザイナー

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