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まるいオーラの気のレッスン《その3》

まるいオーラにも自分の神経や感覚が通っている

前のページでは「気のレッスンとは気のエネルギー源とつながること」と説明いたしました。

このページではもう少しちょっと深いお話しをしてゆきます。それは自分のまるいオーラともっと仲良く深いつながりになってゆきましょうというステップです。

仲良くなって深いつながりになるためには、相手のこと(自分のまるいオーラのことですよ)をもっと知るということから始まります。

前のページで読んで来て、とりあえず「まるいオーラ」というのは、うすうす分かって来たし、少しは感じられるようになりました。

では、そのあたりから次のステップをこのページで説明してゆきます。

まるいオーラのフチ

まるいオーラには、円周のフチもあり、円の中心もあります。そのあたりを少し見つめてゆきます。

まずは、まるいオーラの「円周のフチ」を感じることからです。まるいオーラのサイズは2メートルから3メートルくらいです。だいたいでいいのですよ。自分がイイネと感じる大きさでいいですし、毎日気分で変わってもかまいません。

自分の意識をオーラの円周のフチの位置に移動させて感じてみましょう。自分の居る場所からオーラ半径分離れたところに「フチ」はあります。

フチには、あなたの「触感覚」が含まれています。何かに自分の手で触れなくてもオーラの円周のフチで触れることで、きっとフチ触覚で何かが伝わってきたりいたします。

触覚としてのまるいオーラ

街を歩くときにも、自分の身体の感覚から少し離れたオーラのフチのあたりで街の気配を感じるように歩いてみるのです。

まるいオーラのフチ

いつもの身体だけの通常感覚とは違った感じを感じられるようになります。

誰かに触れる時に、オーラのフチで相手を感じてみると、なんだかその人の持っている違った部分を感じられてしまうかもしれません。

あきらかに、いつもの自分とは違う「潜在能力・潜在感覚・潜在意識」的な感覚がまるいオーラから感じ取れるようにもなります。

オーラのフチは、ちょっとスピリチュアルなのです。

それでは次に、まるいオーラの「円の中心」を感じてみましょう。先ほどはオーラの円周のフチでしたが、今度はもっと内側の位置となります。

自分の身体の存在はまるいオーラの中にいます。逆に言えばまるいオーラは自分の身体から広がった外にあります。

それではまるいオーラの「円の中心」を、もう少し精密にそこを探して感じ取ってみましょう。

まるいオーラの中心

先ほどの「円周のフチ」は外に向かって自分の意識を移動させていますから遠心力的なエネルギーを発しています。

今回は「円の中心」ですので、内に向かって自分の意識を移動させますので求心力的なエネルギーとなります。

円周のフチを感じるのと、円の中心を感じるのとでは、どちらがお得意でしょうか? これによって自分のお得意なエネルギーの使い方も知るようにもなれます。

まるいオーラの「中心」を感じよう

まるいオーラの中心は、自分の身体の中心と同一です。オーラの中心は自分の中心です。まるいオーラの位置は、身体の位置で言うと、おへその少し下あたりで一般では「丹田」と言われている場所です。

座禅や瞑想では、この場所にココロを鎮めるように教えられます。武道などでもこの丹田(おなかの下の方あたり)を大切にします。ハラという呼び方もしています。全身のバランスを作る大切な場所なのです。

きっと、まるいオーラの円周のフチを見つけるよりも、こちらのまるいオーラの円の中心を見つける方がとってもむずかしいはずです。

まるいオーラの中心

一部の流派では、このまるいオーラの円の中心が見つかれば、もう9割完成された身体となるとも言われています。

中心の一点が見つかれば、あとは「応用だけ」なのでしょうね。

まるいオーラの円の中心が見つかることとは自分の中心が見つかったのと同じこと、なんて言われると深い感じがいたしますね。

このような気のレッスンをしてゆくと、まるいオーラと自分自身がだんだんと「ひとつ」になってゆけるわけです。

まるいオーラとは、潜在能力・潜在感覚・潜在意識でもあります。つまり眠っていた感覚や意識や感性が、まるいオーラと仲良くなって深くつながることで、それらが目覚めて来たということになります。

しかし、まだまだこのあたりは、気のレッスンでは基本や初歩の段階なのですよ。まだまだ実技というかメインメソッドには入っていないのです。

それでも、自分のまるいオーラと自分自身が「ひとつ」になれれば、これでもう深い段階に入れているとも思うのです。

あとは、応用だけです。

自分がどうやって生きてゆきたいと考えているのか? というあたりは自分と自分のオーラが「ひとつ」になって考えてゆけるのです。

潜在能力としてのまるいオーラ

自分の表面意識とオーラの潜在能力・潜在感覚・潜在意識がひとつになるのですから、これはもう「まるいオーラをつくる」「気のレッスンをする」という枠から出て、もっと広がった世界に入ることになるのです。

まるいオーラも気のレッスンも、半分は「技法」の世界ですし、もう半分は「潜在能力・潜在感覚・潜在意識」の世界です。

技法というのは、何かそれを使う必要があって、必要に応じて考えていっても遅くはありません。その人にとっての自分の必要なするべきテーマを完成させたいと、実行させたいということなどです。

みなさんはそれぞれ自分の願いや希望や目標があると思いますが、それはそれぞれ違うのですから、それに合わせて気のエネルギーを使えればよろしいわけです。

『まるいオーラの気のレッスン』は抽象的な半分をつくる世界ですから、もう半分の具体的な世界は、みなさんがそれぞれテーマとしてお持ちになっていることだと思います。

それはたとえば、病気の悩み・仕事への希望・解決したい問題・自分を高めたい・今の生き方は嫌だ・もっと自分らしい生き方を見つけたい・寂しい・孤独が怖い・この世で生きるのが限界・なにがなんだかよくわからない、などなど。いろいろあるかと思います。

そのようなものを明確な答えにしてゆくには、抽象的なイメージ世界とつながることの方がよろしいと思うのです。

具体的なこの世の入口だけで解決が出来るのならば、それはインターネットなどで検索すれば「答え」は出てくるわけです。

自分のパートナーとしてのまるいオーラ

オーラというものは、抽象的と具体的の中間に存在するものです。自分の想いのチカラでつくり出した自分の分身がオーラというものです。

しかもオーラとは、潜在能力・潜在感覚・潜在意識とつながる存在です。自分が生み出した存在でありながら、自分には持っていない何かを持っていてくれるというのがオーラという存在です。たいへん不思議な存在です。

しかも自分のオーラは自分の身体の外に存在しています。このあたりがとっても自由で遊びの含まれているのです。

そして一番大切なところは、自分のオーラは決して自分を裏切らないというところです。だからこそ、これが「自分のオーラ」なのだと言い切れると思えるのです。

本日も とてもよくできました!
また次回も お楽しみに!

し ら の ゆ き ひ と


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