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042\\\ 若返るふたりのtalk show(04)

生きてゆくということは、時間の流れに乗って、いつまでも同じじゃないことを体験してゆかなければなりません。諸行無常です。ずっと若くありませんし、ずっと生きているわけでもありません。

なんて、若返りのための talk show の記事なのに、反対のハナシも出てきますね。それでいいんです。それを受け入れてからの若返りの世界にゆけるのです。なにしろ若返りとはサバイバル(生き残り)でもあるからですよ。


仙人としての若返り

聞いているわたし/// オーラで若返るって、一般で言うところの「若く見えるためのレッスン」ではなかったのですね(笑) なんか、つい、インスタント若返り術というのを思ってしまいましたけどー

話をしているぼく/// お急ぎの方、緊急に迫られている方は〇✖〇美容整形へどうぞーっ!ですよ(笑) まぁ、こういうトレーニングというのも、好き嫌いがありますからね。ぼくなんかは筋肉トレーニングはやりません。たしかに、糖質制限して筋肉をつけると「若く見える」ようにはなりますね。

聞いているわたし/// そうですね。テレビでよくやってました。太ってブヨブヨした人が何週間かのトレーニングで体重落として筋肉アップして、しかも痩せて美しくなるなんて! 素晴らしいです。

話をしているぼく/// ぼくはどうしても、東洋的なものが好きなんだね。人は、天空のエネルギーと地面のチカラとの間に生きていて。人が天とも地ともつながれれば、大きなエネルギーと交わることが出来る。しかも、そういうのって、年齢を重ねても効果は衰えないんだ。

聞いているわたし/// そういうのって、筋肉の世界ではないのですね。

話をしているぼく/// うん。そういう、仙人みたいな人を、たくさん見て会って来てるよ。あこがれるよね。みなさん見た目はヒョロヒョロでね。缶ビールのリングも開けられないくらいチカラが無かったりして(笑) 

聞いているわたし/// そんなんじゃ日常生活、困りますよね。

話をしているぼく/// かもしれないけど。そんなこと、どうでもいいんじゃないかな。ペットボトルの蓋が開けられなかったら、なんかそういうのを解決するグッズは売ってるしね。

聞いているわたし/// そういう人はなにが楽しいのでしょう?

話をしているぼく/// そういう日常的なことよりも、大きな天地のオーラとつながっていることがうれしいし、そんな境地で生きているんだね。悟った人みたいに。

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仙女の華やかな生活

聞いているわたし/// お話しを聞いていると、どーしても仙人っていうのはオトコの世界のような気がしますよね。オンナの仙人の仙女って、どうしたらなれるの?

話をしているぼく/// オトコの仙人は、自分のオーラを身体の内側に蓄えて、天空のエネルギーと地面のチカラとつながって生きて行く感じがするよね。孤独で、山のあたりに住んで。たまにその人を慕う人々がやってきて何かを教えたり、後世に残したりね。

聞いているわたし/// そういう寂しそうな生き方なんて、オンナのわたしには無理っです(笑) もっと華やかに生きてゆきたいですー

話をしているぼく/// ぼくは女の人にたくさんオーラ点けてきたけど。やっぱり女の人にオーラの火が点くと、華やかになるんだよ。もちろん、そうなるようなオーラの点け方をするんだけど。

聞いているわたし/// えっ? どういうことですか?

話をしているぼく/// つまりね。女の人にオーラが点くと、それは外に向かって華やかで神秘的なオーラの火となって、まわりを照らすようになるんだね。そして、周囲が放っておかない・・・。特にオトコが・・・(笑)

聞いているわたし/// そしてオトコは、そういう女の人にオーラに引き寄せられて、オンナの中に「死んで」ゆくんですね(笑) 可哀そ・・・

話をしているぼく/// うん。さっきのハナシの続きになるけどね・・・(笑)

聞いているわたし/// それだけオンナのオーラというものは、オトコを引き寄せる。そういうことなんですね。

話をしているぼく/// 華やかでしょ? 

聞いているわたし/// オンナは灰になるまでって、言いますもんね。

話をしているぼく/// そこまで行ってしまうと「あやしい仙女」というよりも、もっと格の高い「仏女(ホトケオンナ)」ですよ。ぼくはどちらも好きですが。


いつも身体に充電器を差し込んでいる

話をしているぼく/// 身体を乗り物にたとえてみましょう。車と電車にしますよ。

聞いているわたし/// なんですか? 身体を乗り物にって? またまたおかしなハナシが出てまいりました。

話をしているぼく/// はい。わかりやすくお話しするお時間ですよ。車っていうのは、ガソリンとか電気の充電とかして動いてますけど、走って燃料が無くなればどこかによって燃料を入れる。でも電車はいつもパンタグラフで電気を引き入れながら動いている。

聞いているわたし/// 燃料が無くなったら充電するのか、いつも充電中にしておく、というハナシですか?

話をしているぼく/// 当たりです。

聞いているわたし/// これは何のたとえですか? 

話をしているぼく/// 西洋的と東洋的の分類といってもいいのかも。

聞いているわたし/// 車が西洋的で電車が東洋的?

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話をしているぼく/// はい。充電するエネルギー源の違いです。空気の中と地面の中にエネルギー源があるよという東洋的と、エネルギー源は食事や筋肉や自己啓発性で取り入れようねという西洋的に、わかりやすく分けてみました。

聞いているわたし/// 東洋的っていうのは、いつも身体とエネルギー源である空気と地面につながっているという意識を切らないことなんですね。そのうち空気も身体になって、地面も身体になって、になってしまいますね。

話をしているぼく/// 西洋的と東洋的という分類とも言えるけど。男性性と女性性との分類とも言えるのです。人の身体のシステムを、男性性と女性性のどちらに分けて説明しやすくしていますよ。

聞いているわたし/// 男性がトレーニングするために「禁欲と無射精」を守るのと、これはつながりますね。男の人が「禁欲と無射精」をしてゆくとなんだか「女性化」してしまいそう・・・


《陰》であり《女性性》のシステム体

話をしているぼく/// 東洋的なメソッドは《陰》であり《女性性》なエネルギーシステムを用いるよ。《陽》であり《男性性》なエネルギーシステムは戦の時には必要だけど、天地宇宙とひとつになるにはあまり向かない。

聞いているわたし/// バリバリ働いて思いっきり稼ぐ男性とは違うタイプなんですね。仙人って。

話をしているぼく/// うん。そうなるかな。前頭葉的な脳よりも、視床下部的な脳の方が向いているかもだね。計算や策略を使って成功するよりも、見えないエネルギーや、そういうことのための安住の地を求める方タイプなのだろうね。あくまでタイプの違いだけだと思うけど。

聞いているわたし/// わたし女性でよかった! だって、は女性はみんな女性性を持っているんでしょ? 男の人がこれまでして「得たいもの」を始めから持っているわけだし・・・(笑)

話をしているぼく/// 女性でも男性性の人っているよ。女性だから女性性とも限らないんだ。ここで言う、《陰》であり《女性性》は、あくまでエネルギーの使い方のハナシなんだ。生きた、生身の性別のことや人格としての性別のことではなくてね。

聞いているわたし/// そうなんですね。どうしても、わたしは個人的主観感覚で考えちゃうんです・・・。オンナに生まれて得とか損とかって・・・

話をしているぼく/// 今ここで話しているのは、ひとつの身体があって。それをどう用いるかのハナシだけだよ。思い方ひとつで、《陰》にも《陽》にもなれるし、《女性性》にも《男性性》にもなれるよ。生まれついての性別のハナシではないんだ。

聞いているわたし/// そのあたりは、なにかきっと、東洋的な平等さがあるんですね。

話をしているぼく/// はい。だいじょうぶですっ。

つづく


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